スコット・スタップ、アート・オブ・アナーキーから「仕事しない」と訴えられる
2016年春アート・オブ・アナーキーに加入したことが正式に発表されたスコット・スタップ(Vo)が、責務を果たしていないと、メンバーから訴えられた。
◆スコット・スタップ ビデオ・メッセージ
SILIVE.comによると、アート・オブ・アナーキーのJon & Vince Votta兄弟が代表を務めるVice Inc.は、スタップがツアーやプロモーション活動、ビデオ撮影などを行なうことを拒否したため損害を被ったと、スタップを相手取り120万ドル(約1億2,800万円)の訴訟をニューヨーク州最高裁で起こしたそうだ。
Vice Inc.は、スタップは昨年、計画より半分以上少ない18公演しかプレイせず、10月に予定していたビデオの撮影に姿を見せないなど、「繰り返し、継続的に契約上の義務を怠った」と訴えている。このため、レコード契約もキャンセルせざるを得なかったという。
スタップは月曜日(2月19日)、「近況」と題するビデオ・メッセージをFacebookに投稿し、11月に子供が誕生したことや、曲を作っているなどと報告したが、アート・オブ・アナーキーや訴訟については言及していない。
Vice Inc.は2015年、当時のシンガー、スコット・ウェイランドに対しても同様の訴訟を起こし、ウェイランドは亡くなるひと月前、これに反訴していた。
Ako Suzuki