デイヴィッド・エレフソン「デイヴ・ムステインは複雑に見えて、実は単純」
メガデスのデイヴィッド・エレフソン(B)が、バンド・メイト、デイヴ・ムステインを生涯の友と表し、ムステインのいいところを並べた。
◆メガデス画像
ムステインはその発言により何かと批判されがちだが、『Metal Injection』のインタビューで、彼のいいところを教えて欲しいとリクエストされたエレフソンは、続々とその長所を挙げた。その一部を紹介すると──
「デイヴはすごく大胆な奴だ。何か思いつくと、口にする。良くも悪くもね。それで、時々しっぺ返しを食らう。でも大部分において、彼はすごく正直で偽りのない奴だ。それが、僕が彼を評価しているところの1つだ。初めて会った日、“オーケー、この男は本物のロック・スターだ”って思ったよ。街に出れば、ヴィンス・ニールに似た人が歩いているし、ハリウッド辺りにはデイヴィッド・リー・ロスぶってる人達がいるが、デイヴは本物だ。デイヴは本物のアーティストで、彼は単純明快なんだよ。ときどき複雑に見えるけど、彼はかなり単純だ」
ムステインは、エレフソンが80年代初めLAに引っ越してきたとき、兄のような存在で面倒を見てくれたと言い、「真の自分を表に出すことを恐れていない」彼から、カリスマとは何なのかも学んだそうだ。
さらに、ムステインのソングライティングも高く評価しており、「彼の音楽は本物だ」と称賛し、これらのことにより「僕らの絆と友情は深まり、生涯の友となった」と話した。
メガデスは、夏ごろからニュー・アルバムの制作を始めると伝えられている。
Ako Suzuki