マイケル・モンロー、ソロ30周年のジャパン・ツアーがスタート

ポスト

マイケル・モンローのソロ・キャリア30周年を記念したジャパン・ツアー<The 30th Anniversary Tour in JAPAN 2017>がスタートした。

30周年記念ベスト・アルバム『ザ・ベスト』を携えた今回のツアーでは、12月5日(火)の大阪公演を皮切りに3都市で計4公演を開催。東京初日にあたる6日(水)のLIQUIDROOM公演はソールドアウトとなり、会場はモンローのアニバーサリー・イヤーを祝福しようと集まったファンたちの熱気に包まれた。

ライブ前半はソロ・キャリアからの楽曲をメインに、7曲を間髪入れずに披露。歌、ブルースハープ、サックスと自在にプレイしながら舞台狭しと駆け回り、ステージ横のスピーカーによじ登り、前後開脚やキックも華麗に披露するなど、エネルギーに満ち溢れたパフォーマンスを繰り広げ、30年以上のキャリアを経てなお初期衝動を忘れないナチュラル・ボーン・ロックンローラーぶりを見せつけた。

そしてそんな姿から一転、曲の合間には「アリガトウ」「サイコー」といった日本語も交えながら、日本のファンへの感謝を丁寧に示そうとするモンロー。会場から贈られた日の丸の旗や地元フィンランドの旗を丁寧にドラム・セットに飾ったり、ライブ中盤では「前の人たちが本当に苦しそうだからみんな一歩ずつ下がって!」と前方の観客を気遣ったりと、随所でファン思いな一面を覗かせた。

ソロの名曲とハノイ・ロックスの代表曲を惜しげもなく繰り出し、最後までステージも会場もヒートアップし続けたままライブは終了。モンローは「本当に最高だなと思うショウはいつも東京なんだ」という言葉を残してステージを後にした。ジャパン・ツアーは明日8日(金)の愛知・名古屋 ReNY Limited公演まで続く。

Photo by Yuki Kuroyanagi

■ライブ情報

<The 30th Anniversary Tour in JAPAN 2017>
2017年12月5日(火) 大阪・梅田 CLUB QUATTRO ※公演終了
2017年12月6日(水) 東京・恵比寿 LIQUIDROOM ※公演終了
2017年12月7日(木) 東京・渋谷WWW X(追加公演) ※SOLD OUT
2017年12月8日(金) 愛知・名古屋 ReNY limited
詳細: https://www.creativeman.co.jp/event/michael_monroe2017/

この記事をポスト

この記事の関連情報