マイケル・モンローとヴィンス・ニール、初対面を果たす

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先週金曜日(6月9日)、フィンランドで開催された<Rockfest>のバックステージで、元ハノイ・ロックスのフロントマン、マイケル・モンローとモトリー・クルーのメンバーが挨拶を交わした。

◆投稿された写真

ハノイ・ロックスのメンバーだったラズル(Dr)は、モトリー・クルーのフロントマン、ヴィンス・ニールと親しくしていたが、モンローが直接ニールに会うのはこれが初めてだったという。ラズルはニールが起こした自動車事故で亡くなっており、いわば因縁の相手ではあったが、友好的な対面となったようだ。

モンローは、ニールとの2ショットをSNSに投稿し、こう伝えている。「昨夜、ヴィンス・ニールと初めて会ったのは、俺の人生におけるもっとも重要なモーメントの一つだった。ラズルはずっと、俺らが会うことを望んでた。彼は、“俺らシンガー”には似ているところがたくさんあると思っていた。状況が違っていたら、両バンドは多分、いい友達になっていただろう。だが、運命は別の計画を用意していた…。ヴィンス、時間を割いてくれてありがとう。俺ら、多くを語り合ったわけではないが、君の目は1,000の言葉が表す以上のことを俺に伝えていた。それに、このショウでの君の歌は素晴らしかった。ようやく君らのライヴが観られてよかった!」

ニッキー・シックスもモンローとの2ショットを投稿し、「今夜、マイケル・モンローに会うとは、なんと素晴らしいサプライズ。誰もがキャリアだけでなく私生活でも別の道を歩んでいて、この立派な紳士には何年も会っていなかった。マイケル、あなたは一流の人だ。次はハーモニカを持ってきてくれ」とのメッセージを寄せた。モンローはこれに「友よ、再び会えて本当に素晴らしかった」「次は絶対にハーモニカを持ってくるよ。そしたら一緒にロッキンできる!」と返信している。

モンローはさらに、ニッキー・シックスとデフ・レパードのジョー・エリオットと撮影した写真も公開しており、楽しい時間を過ごしたと報告している。

モンローは以前、モトリー・クルーがボックス・セットを『Music To Crash Your Car』と名付けたときにシックスのことを「浅はか」「愚か者」「無知」などと批判。2019年にモトリー・クルーの映画『The Dirt』が公開されたときには、「俺はあのバンドに興味はない。なぜかって? 俺にとってはなんの価値もない。事故のせいでそう言ってるわけじゃない。ただ興味がないんだ。俺好みじゃない。事故の前も後も、俺はあのバンドを好きだったことはない。痛ましい出来事が起きた。でも、俺は(映画での描写が)事実に即しているのか疑わしく思ってる。“ラズルが映画に出てる”って言われる。“ああそう? 2人のティーンエイジャーが首から下が麻痺することになったのには言及してるのか?”だよ」と、話していた。

Ako Suzuki




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