ギーザー・バトラー「また音楽を始めるか、来年考える」
2月にブラック・サバスのラスト・ツアーを終え、3人のメンバーの中で最も悠々自適な時間を過ごしているギーザー・バトラーは、いま「リタイア生活を楽しんでいる」ところで、音楽活動に戻るかどうかは、来年考えるそうだ。
◆ギーザー・バトラー画像
バトラーは『Billboard』誌にこう話した。「なにも急いでない。たくさん旅行をしてるよ。(バンドが)一晩しか滞在しなかったところへ戻り、あちこち見て回ってる。最近、引っ越しもしたんだ。ホーム・スタジオを建てるつもりなんだ。そして来年、音楽に戻ることができるか、考えてみるよ」
バトラーは、トニー・アイオミの体調を考慮しブラック・サバスがツアーを止めたのは正しいことだったと感じているが、「もし自分次第だったら、あと5年はやってた。だって、僕はツアーと旅が大好きだからね」と話した。いま、全てが終わり「ほっとしていると同時にもうやらないのかと考えると悲しい」そうだ。
「でも、トニーは病気で、これ以上たくさんは旅ができなかった。公演じゃないんだ。彼を疲れさせたのは移動だ。毎晩(移動し)別のホテルに泊まるとか…、癌の治療以降、彼はもう無理できなくなった。僕らみんな、その気持ちはわかる」
オジーも最近、リタイアするわけではないが、2020年でツアーを止めると発表した。
Ako Suzuki