秋元康総合プロデュースの「22/7」、タツノコプロ制作でデビュー曲MV完成

秋元康がアニプレックス、ソニー・ミュージックレコーズとのタッグで総合プロデュースするデジタルアイドル、22/7（ナナブンノニジュウニ）が、デビュー曲「僕は存在していなかった」のミュージックビデオを公開した。

◆22/7 「僕は存在していなかった」MV

「僕は存在していなかった」のミュージックビデオはフル3DCGアニメーションで描かれており、様々な動きの軸になるモーションキャプチャの収録を各キャラクターの担当声優のメンバー本人が担当している。メンバー一人一人が身体にモーションセンサーを装着し、自らが演じるキャラクターの設定と絵コンテから想像を膨らませ、収録は行われた。“デジタル声優アイドルグループ”という22/7のコンセプトにふさわしく、担当声優の動き、演技がミュージックビデオ内のキャラクターに反映されるという、フル3DCGアニメーションのMVとしては初の試みだ。

今作の主人公ともいえるキャラクターである滝川みうを演じる西條和は「細かい自分の動きがすべて反映されていることに驚きました。そしてみうちゃんって本当に存在しているんだな、と今日改めて実感しました。本当に感動しました。」とコメントに際し涙で目をうるませた。

MV制作を手掛けたのは、劇場版『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』やカップヌードルCM『HUNGRY DAYS 魔女の宅急便 篇』で話題のタツノコプロ。監督に『劇場版 TIGER & BUNNY The Rising』のオープニングアニメーションの絵コンテ・演出を担当し、2017年1月に放送されたTVアニメ『亜人ちゃんは語りたい』で初監督を務めた安藤良を迎え、美術監督には『ソードアート・オンライン シリーズ』『攻殻機動隊 シリーズ』の竹田悠介、CGディレクターに『プリティーシリーズ』の乙部善弘と錚々たるクリエイター陣が顔を揃えた。アニメーションキャラクターデザインは引き続き堀口悠紀子が担当している。

そして、デビューシングルにカップリング収録される“11人で歌う楽曲”のタイトルが「11人が集まった理由」であることも明らかとなった。この楽曲ともう一つのカップリング曲「地下鉄抵抗主義」のラジオ初オンエアも決定。「地下鉄抵抗主義」は8月29日(火)24:00から放送されるニッポン放送『ミュ～コミプラス』、「11人が集まった理由」は9月3日(日)11:00から放送の文化放送『A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち！』でオンエア解禁が予定されている。

さらに、デビュー翌日の9月21日(木)には都内某所にて＜「僕は存在していなかった」リリース記念ライブイベント＞が行われることも決定。詳細は22/7のオフィシャルサイトで後日発表とのこと。