マイケル・スタイプ、ヒゲの手入れ法

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最初は違和感があったものの、元R.E.M.のマイケル・スタイプの髭はもはや彼のトレードマークとなった。

◆マイケル・スタイプ画像

なぜ、このような髭を生やし始めたのか、英国BBCの番組『The First Time With…』のインタビューで問われたスタイプは、こう話した。「3年前のハロウィン、僕はできそこないのラディカル・フェアリー(同性愛のスピリチュアル運動の参加者)に扮したんだ。ラディカル・フェアリーになるには、ふさふさの髭が必要だ。花をつけて、これでもかってくらいグリッターつけて、メイクを濃くして、度を越した眉にしてみた。上出来だったよ。みんな、大笑いだ。素晴らしいハロウィンになった」

そして、「なにかプロダクトを使っているのか、それとも自然のままか?」と問われると、「真面目に訊いてる?」と確かめた後、「シャンプーで洗う。コンディショナーも試したが、それほど効果はない。僕が目指すのは、飲んだくれのサンタじゃなく、ポセイドン/ゼウス/ブランクーシ…、ああ、それにマティス方向なんだ。だから、僕の美しい頬骨を見せるために、常にサイドをちょっとトリミングしてる。それだけだ。ときどきオイルを使ってる」と、シリアスな顔で答えた。

「初めてのとき」を語るこの番組に、スタイプはR.E.M.の元バンド・メイト、マイク・ミルズ(B)と出演。デヴィッド・ボウイと初めて会ったときのことも語った。スタイプとミルズはスイスに滞在中、モントルー・ジャズ・フェスティバルの創始者から食事に誘われ、「デヴィッドも来るかもしれない」と言われたそうだ。「ああ、いいね。でも、デヴィッドで誰だ?」と思っていたら、ボウイが現れ、ビックリしたという。

Ako Suzuki
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