マイケル・スタイプ、ヒゲの手入れ法
最初は違和感があったものの、元R.E.M.のマイケル・スタイプの髭はもはや彼のトレードマークとなった。
◆マイケル・スタイプ画像
なぜ、このような髭を生やし始めたのか、英国BBCの番組『The First Time With…』のインタビューで問われたスタイプは、こう話した。「3年前のハロウィン、僕はできそこないのラディカル・フェアリー(同性愛のスピリチュアル運動の参加者)に扮したんだ。ラディカル・フェアリーになるには、ふさふさの髭が必要だ。花をつけて、これでもかってくらいグリッターつけて、メイクを濃くして、度を越した眉にしてみた。上出来だったよ。みんな、大笑いだ。素晴らしいハロウィンになった」
そして、「なにかプロダクトを使っているのか、それとも自然のままか?」と問われると、「真面目に訊いてる?」と確かめた後、「シャンプーで洗う。コンディショナーも試したが、それほど効果はない。僕が目指すのは、飲んだくれのサンタじゃなく、ポセイドン/ゼウス/ブランクーシ…、ああ、それにマティス方向なんだ。だから、僕の美しい頬骨を見せるために、常にサイドをちょっとトリミングしてる。それだけだ。ときどきオイルを使ってる」と、シリアスな顔で答えた。
「初めてのとき」を語るこの番組に、スタイプはR.E.M.の元バンド・メイト、マイク・ミルズ(B)と出演。デヴィッド・ボウイと初めて会ったときのことも語った。スタイプとミルズはスイスに滞在中、モントルー・ジャズ・フェスティバルの創始者から食事に誘われ、「デヴィッドも来るかもしれない」と言われたそうだ。「ああ、いいね。でも、デヴィッドで誰だ?」と思っていたら、ボウイが現れ、ビックリしたという。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
R.E.M.、ソングライターの殿堂式典で再結成パフォーマンス
米ソングライターの殿堂、2023年度の候補発表
R.E.M.の「Losing My Religion」MV、YouTubeでの視聴回数10億回突破
【インタビュー】R.E.M.ピーター・バック「アルバムは、年月を経て記憶に残るものだ」
R.E.M.、メンバー4人による最後となった10th AL『ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』25周年記念エディション10月29日リリース
マイケル・スタイプ「R.E.M.のデビュー40周年、何らかの形で祝いたい」
マイケル・スタイプ、ビル・リーフリンを追悼
キング・クリムゾンのドラマー、ビル・リーフリンが死去
元R.E.M.のマイケル・スタイプ、新曲の音源公開