ローズ・オブ・ブラック、来日公演決定
リッチー・ブラックモアをロック復帰へ導いたスーパー・ヴォーカリスト、ロニー・ロメロ率いるローズ・オブ・ブラックの初の単独公演が8月30日、31日に開催となる。ゲスト出演にメタル・シーン最注目のギタリスト若井望も登場する予定だ。
◆ローズ・オブ・ブラック画像
リッチー・ブラックモアのロック回帰・レインボー復活は、2016年のロック界最大の話題のひとつだった。ドイツとイギリスで行われたコンサートは大成功を収め、2017年にも再結成ライヴが行われることになったが、新生レインボーのフロントマンとして一躍、世界の注目を集めることになったのがシンガーのロニー・ロメロだ。
リッチーが「ロニー・ジェイムズ・ディオ+フレディ・マーキュリー」と形容するロニーはレインボーやディープ・パープルの名曲の数々を見事に歌い切ったが、その彼が自らの音楽スタイルを貫き全てを注ぐのがローズ・オブ・ブラックとなる。2014年にスペインで、ロニーがトニー・ヘルナンド(G)と合流し、さらにアンディC.(Dr)が加わって始動したのがローズ・オブ・ブラックだが、そのまま順調に世界のヘヴィ・メタル戦線で台頭し始め、これまでにローランド・グラポウ(元ハロウィン~現マスタープラン)をプロデューサーに迎えて『ローズ・オブ・ブラック』(2014)、『II』(2016)という2枚のアルバムを発表している。
ヨーロッパ・ツアーでは2枚のアルバムからのナンバーに加え、レインボーの「キル・ザ・キング」やロニー・ジェイムズ・ディオ在籍期のブラック・サバスの「ネオンの騎士」などのカバーも披露されている。来日公演ではどんな曲がプレイされるか、非常に楽しみだ。ハード・ロック/ヘヴィ・メタルの伝統と未来を繋ぐ稀有なボーカリストとして、注目しておきべきステージとなることだろう。
スペシャル・ゲストとして参戦するのは、DESTINIAでロニーとタッグを組み世界のメタルシーンが注目するギタリスト若井望だ。正統派ハード・ロック/ヘヴィ・メタルを未来へと継承する“クラシック・モダン”スタイルが、ローズ・オブ・ブラックと見事な共振をみせることだろう。
<伊藤政則のロックTV! プレゼンツ LORDS OF BLACK special guest NOZOMU WAKAI>
@渋谷クラブクアトロ
18時開場 19時開演
主催:ワードレコーズ/ bayfm『Power Rock Today』
制作・運営:ウドー音楽事務所
8月31日(木)
@梅田クラブクアトロ
18時開場 19時開演
主催:ワードレコーズ / FM802
制作・運営:ウドー音楽事務所
協力:大阪ウドー音楽事務所
¥7,500(スタンディング/入場整理番号付/税込)
※ドリンク代別
※6歳未満(未就学児童)入場不可
●チケット予約/購入
・ウドープレミアム・メンバーズ先行予約(東京公演のみ)
→4月17日(月)11:00~4月19日(水)9:59
・UDOチケットサービス先行予約(東京公演)
→4月18日(火)12:00~5月12日(金)17:59
・UDOチケットサービス先行予約(大阪公演)
→4月18日(火)12:00~5月7日(日)23:30
[問]ウドー音楽事務所 udo.jp http://udo.jp/concert/LordsOfBlack
◆“伊藤政則のロックTV! プレゼンツLORDS OF BLACK” オフィシャルページ
◆ワードレコーズ ローズ・オブ・ブラック・ホームページ
この記事の関連情報
【俺の楽器・私の愛機】1691「ストラトと指板と私」
ディープ・パープルの新ギタリスト、演奏するのが難しいリッチー・ブラックモアの曲を挙げる
リッチー・ブラックモア、デュアン・エディを追悼「僕のNo.1インスピレーション」
リッチー・ブラックモア「多分、俺が1番好きなバンドはABBA」
ロニー・ロメロ、レインボーへの参加「感謝しているが、もうやらないと思う」
ジョー・リン・ターナー「リッチー・ブラックモアはABBAの大ファン」
スーパーグループElegant Weapons、ファースト・シングルをリリース
ロニー・ロメロ、ネット上の批判の声に「死も考えた」
ジューダス・プリースト、パンテラ、レインボーのメンバーによる新バンド、ライヴ日程を発表