デイヴ・ムステイン、メガデスのグラミー受賞でメタリカの曲が流れた件に言及

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メガデスのフロントマン、デイヴ・ムステインが、グラミー賞で彼らの受賞が発表された際、メタリカの曲が流れたことについて感想を述べた。

◆メガデス画像

メガデスは、2月12日に開かれた第59回グラミー賞で、「Dystopia」が最優秀メタル・パフォーマンスを受賞。彼らの名が読み上げられた後、メンバーがステージへ向かう間、ハウス・バンドはメガデスの曲ではなく、メタリカの「Master of Puppets」を演奏していた。

間違えたわけではなく、同曲が“メタル・パフォーマンス”を象徴する曲の1つだからだろうが、ムステインとメタリカの因縁を思えば、なんともシュールな光景となってしまった。


が、ムステイン本人は気にならなかったそうだ。彼は『Billboard』誌にこう話した。「彼らは誰のなんの曲だってプレイできた。それはいいんだ。だって、あれは俺らのモーメントだから。俺は相互関係が想像できるよ。(ハウス・バンドの)誰かが、こう考えたんだろ。“ああ、メガデス、メタリカ、僕ら、メガデス(の曲)は知らないが、このメタリカの曲なら知っている。だから、これをプレイしよう。彼が怒るかって? そうは思わない。そうじゃないと祈ろう。やっちまえ!”なんてさ」

「俺は、“なんてこった、これまで聴いた中で、最悪の「Master Of Puppets」バージョンじゃないか”って思ったよ。でも、それだけだ。グラミー受賞して、ハウス・バンドが後ろで何のカバー・ソングをプレイしてたかなんて、気にするか?」

ムステインは先週、この件に関し「なんたる侮辱」と嘆くファンからのツイートに、「@Megadethをプレイできないことで、彼らを非難できないよ」と返していた。

メガデスは今年、12回目のノミネートにしてようやく、初のグラミーを受賞した。

Ako Suzuki
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