ホセ・ジェイムズ、一夜限りのショーケース「心の底から“I LOVE YOU”を」

ニューアルバム『ラヴ・イン・ア・タイム・オブ・マッドネス』のプロモーションのため来日したホセ・ジェイムズが、2月15日（水）、東京・Contactにて開催されたショーケースイベント＜APPLEBUM x BLUE NOTE present BLUE LOUNGE＞に出演した。

◆ホセ・ジェイムズ画像

ファッションブランド「APPLEBUM」とブルーノート・レーベルの共同開催で、アルバムリリース当日に完全招待制で開催された同イベント。応募抽選で当選した一般入場者やメディア関係者ら約300名が集まった会場内は、開演前から熱気に包まれた。

イベントはアルバム日本盤で「リヴ・ユア・ファンタジー」のリミックスも手掛けたWONKによるステージで幕を開け、ホセとも親交の深いDJ MITSU THE BEATSのDJプレイに続いてはいよいよホセ・ジェイムズが登場。白いタンクトップの上にAPPLEBUMの新作ジャケットを羽織って登場したホセは「オールウェイズ・ゼア」を皮切りに、R&B／ファンク色を強めた最新アルバムからの楽曲を次々と演奏し、その甘い歌声とダンスビートでフロアを盛り上げる。


MCでは「みんなに僕の特別な感謝を送りたいです。2007年に初めて日本に来たとき、ジャイルス・ピーターソン主催のショーケースで西麻布のYELLOWというクラブでパフォーマンスをしました。そのとき、日本のファンのみんなが客席から素晴らしい“愛”を僕に示してくれたんです。それまで日本には来たことなかったのに。今からもう10年くらい前のことだけど、最初から君たちは僕に“愛”を示してくれたんだ。本当に君たちは素晴らしいよ。心の底から“I LOVE YOU”を伝えます」と、日本のファンへの感謝を述べた。

また、発売早々にiTunesの“R&B/ソウル”ジャンルにて1位を獲得したニューアルバム『ラヴ・イン・ア・タイム・オブ・マッドネス』についても「日本で“No.1 R&Bアルバム”にしてくれて本当にありがとう。夢が叶ったよ！」と感謝のメッセージが。ライブの最後にはカスタムメイドの赤いギターを取りだし、弾き語りで「カム・トゥ・マイ・ドア」を披露。さらにこのギターが日本のファンによって“サクラ”と名付けられたというエピソードも明かされるなど、ホセの美しい歌声とその人柄で温かい雰囲気に包まれて一夜限りのイベントは幕を閉じた。


Photos (C)Ryota Mori