GACKTカバーの浜崎あゆみ「SEASONS」は“冬の歌”

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GACKTが浜崎あゆみの「SEASONS」をカバーしたミュージックビデオが、新たな“冬の歌”としてファンの間で注目されている。

◆GACKT「SEASONS」ミュージックビデオ

このミュージックビデオは1月1日(日)に「ネスカフェ ドルチェ グスト」累計販売台数200万台突破を記念し、ネスレ日本公式チャンネルで公開されたもの。GACKTと浜崎あゆみはお互いに「王子、姫」と呼び合う仲で、テレビ番組などでの共演をきっかけに親交を深めた2人の関係性により、このカバー・ミュージックビデオが生まれたと推測されている。

ミュージックビデオでは浜崎あゆみの原曲をGACKT流にアレンジ。オープニングの壮大なストリングスから重厚なギターリフに透き通ったGACKTの声が重なり、冷たい空気の中に降り積もる雪の重みを感じるような楽曲となっている。


“冬の歌”は世の中にたくさんあるが、実はこの浜崎あゆみの「SEASONS」は冬を示すキーワードを含んでいない。浜崎あゆみ自身のミュージックビデオも、ノースリーブの黒の衣装を着た彼女が地表から炎が立ち上がる情景の中で歌い上げるものとなっている。リリースされたのが2000年の初夏ということもあり、夏の思い出の一曲になっている方も少なくないと思われる。

一方、GACKTの「SEASONS」ミュージックビデオは前述の通り、冬に公開。映画監督を夢見る男と役者を夢見る女性との悲恋を描いた内容で、雪降るセットの中で「SEASONS」を歌い上げるGACKTの姿が切なさを物語る。全体的に重厚感漂う楽曲で、凍てつく寒さが徐々にやってきて大サビではまるで吹雪いているような印象を受ける。

浜崎あゆみの「SEASONS」とGACKTの「SEASONS」、どちらも切ない楽曲なのだがミュージックビデオで描かれる情景は異なる。現在、GACKTの「SEASONS」はYouTube視聴回数30万回を突破。配信直後からSNSなどでは音源化を望む声も多数あり、現段階ではリリースの予定はないものの、“冬を代表する曲”と呼ばれる日もそう遠くないのかもしれない。


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