橘高文彦スペシャルイベントに山田晃士、tezya、二井原実、大槻ケンヂ登場

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橘高文彦がデビュー30周年を記念して自らが関わってきた4バンド、AROUGE、Fumihiko Kitsutaka’s Euphoria、X.Y.Z.→A、筋肉少女帯それぞれのライブを収録したBlu-ray全4タイトルを今夏にリリース、その発売記念のスペシャルイベントが2016年12月10日に東京・Gibson Brands Showroom TOKYOで開催された。

◆イベント画像

会場にはBlu-ray全4タイトルを購入したユーザーの中から応募抽選で選ばれたファン約50名が全国から集結。Fumihiko Kitsutaka’s Euphoria「Distress」のBGMと共に橘高文彦が登場、盛大な拍手に包まれた。続いて、橘高のコールにより元AROUGEのヴォーカリストでソロ、ガレージシャンソンショーの活動でも有名な山田晃士が呼び込まれた。AROUGE時代の裏話などで会場を沸かせた後、橘高がアコースティックギターを構えると20周年記念アルバム『NEVER ENDING STORY』収録の「指」を披露し、山田のパワフルなヴォーカルが会場に響き渡った。


次に登場したのはFumihiko Kitsutaka’s Euphoriaのヴォーカリスト・tezya。アルバム制作時の懐かしい話から今後のニューアルバムの可能性にまで言及し、会場のファンを喜ばせた。『Euphoria』収録のキャッチーな「僕の女神」を演奏、低域が魅力のtezyaの歌声に皆が聴き入っていた。


X.Y.Z.→Aのヴォーカリスト・二井原実の登場で会場はさらにヒートアップ。橘高との絶妙な関西弁トークはラウドネスの話題も挟みながらまるでお笑いのステージの様な面白さで会場は爆笑の渦に。X.Y.Z.→Aの1stシングル「Don’t let the sun go down」で超絶ハイトーンを存分に聴かせた二井原に会場は惜しみない拍手を送った。


最後に登場したのが筋肉少女帯のヴォーカリスト・大槻ケンヂ。盟友・内田雄一郎の話題や、“おいちゃん”こと本城聡章のモノマネ、空手バカボン、「ボヨヨンロック」のネタまで飛び出し会場は常に笑いの連続。橘高との息の合ったトークで大いに盛り上げ、テレビアニメ『うしおととら』のオープニングテーマ「週替わりの奇跡の神話」を披露してきっちりと締めた。


そして、橘高の呼びかけで山田晃士、tezya、二井原実、大槻ケンヂが全員ステージに再集結。なんと橘高のベスト盤『DREAM CASTLE』のラストに本日の出演者全員が共演し収録されている「夢のあとさき」をアンコールで演奏。橘高の力強いアコースティックギターのストロークに4人のヴォーカリストと橘高の個性溢れる歌声がパートごとに入れ替わり、サビは全員で豪快に歌い上げる。橘高の貴重な楽曲を生で体験出来た会場のファンは誰もが感動に包まれたように拍手を送り続けていた。

4人のヴォーカリストが退場すると、“DREAM CASTLE”城主である橘高がファン全員へ握手でお見送り、ファンにとっては一生忘れられない記念すべき思い出のイベントになったはずだ。



撮影:コザイリサ
協力:Gibson Brands Showroom TOKYO


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