リッチー・ブラックモア「ディープ・パープルはちょっとやり過ぎ」

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リッチー・ブラックモアが、現在のディープ・パープルの活動について持論を述べた。彼らは「ちょっとやり過ぎ」で、「もっと休みを取るべきだ」と思うそうだ。

◆ディープ・パープル画像

オランダのラジオ局Radio Veronicaのインタビューで、ディープ・パープルがアルバムを作りツアーをし続けることを容認するかと問われたリッチーは、こう答えた。「それについて僕が言うべきことはあまりない。僕は20年前に脱退したんだ。でも個人的には、彼らはちょっとやり過ぎだと思う。たくさんの人から…、彼らはやり続けるのみだと聞いている。もし僕だったら、5年間休みとか取るよ。彼らの何人かは家庭でハッピーじゃない。だから、ツアーに出たいんだ(笑)。まあ、彼らには彼らのやり方がある。僕は脱退するとき、“別のギタリストを見つけろ、大したことじゃない”って言ったんだ。だから、彼らは彼らの好きなようにやっている」

「僕は、彼らは働き過ぎだと思うよ。エージェントのせいだ。彼らのエージェントを知っている。ちょっと支配的なんだ。彼らは北インド行って、オーストラリア、それから南アメリカへ行くんだろ。当然のこと、わかりつつあるじゃないか。何人かはすごく体調を崩し始めている。イアン(・ギラン)はよく病気になるだろ。だから、僕は、彼らは休みを取るべきだと思う。でも、彼ら次第だ」

「ジョン(・ロード)がかつて、“このバンドはいつ止めるべきなのかわかっていないと思う”って言ったのを覚えている。僕はすごく面白いって思ったよ」

リッチー個人は、体調も踏まえ、公演の数を減らすようになったという。「例えば、今週、僕ら(ブラックモアズ・ナイト)は2回プレイする。エージェントは、金を作るために、週に5日はプレイしなくてはならないって言ってたんだ。俺はそれを断っている。かつてはやっていたがな」

リッチーは6月、リッチー・ブラックモアズ・レインボー名義で、ロック公演を開き、そのセットリストの半分はディープ・パープルの曲だった。次回、同じような公演を開くとしたら、95%をレインボーの曲にすると話している。

Ako Suzuki
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