【ライブレポート】BIGBANG、デビュー10周年で16万5,000人が熱狂

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7月29日(金)から31日(日)の3日間、BIGBANGデビュー10周年記念となるスタジアムライブ<BIGBANG10 THE CONCERT:0.TO.10 IN JAPAN>が大阪・ヤンマースタジアム長居で開催された。

◆BIGBANG10 画像

3日間で計16万5,000人を動員した当ツアーは、もちろんチケットは即完売しており、BIGBANGの10周年を祝おうと会場に詰めかけたファンは連日5万5,000人の超満員だ。真夏の野外スタジアムという開放的な雰囲気も相まって、BIGBANG楽曲を数多く手掛けてきたプロデューサーCHOICE37によるライブ直前のスペシャルDJタイムから、ライブへの期待と高揚感は高まっていく。

オープニングを飾ったのは日本メジャーデビュー曲「MY HEAVEN」だ。荘厳なストリングスに乗せメンバー5人がステージに登場するや5万5,000人の割れんばかりの歓声が会場を包み込む。ステージ左右に設置された2台のフロートに乗り込みアリーナ外周を周り始めると、1曲目からメンバーを間近にしたスタンドのファンの興奮はさらに高まり、続く「WE LIKE 2 PARTY」「HANDS UP」というパーティチューンで「10周年のお祭り」の開始を告げた後は一転して「BAD BOY」「LOSER」でメローに会場を揺らしていく。そして「日本デビューの頃を思い出してみましょう」というMCに続いて飛び出したのは「ガラガラ GO!!」。サビでは会場全体の大合唱が巻き起こり、前半ブロックの最高潮を迎えた。




ソロ・ユニットステージでは、V.I、D-LITE、G-DRAGON、GD&T.O.P、 GD X TAEYANG、T.O.P、SOLとそれぞれのヒット曲をパフォーム。さらにはD-LITE&V.IのユニットでD-LITEカバーアルバムに収録された「じょいふる」をコラボ披露するなど、このライブだけの特別なステージも飛び出し会場を盛り上げた。

すっかり日も暮れ、夜のとばりが下りたところで「IF YOU」「HaruHaru」が披露された。この珠玉のバラードナンバー2曲では歌声がファンの心に染み入り、会場全体は感動の空気に包みこまれた。続くMCパートでは、リーダーG-DRAGONから「BIGBANGという名前で10年間活動して築き上げたものの結晶が今日ここ、ヤンマースタジアム長居だと思います。ここに立つまでに色々なことがありましたが、それらを乗り越えられたのは、ここにいるメンバーとファンの皆さんの力がなかったら絶対できないことだったと思います。本当にありがとうございます。いまだにデビューした時の記憶を鮮明に覚えています。一年一年皆さんと一緒に年を重ねながらいつも素敵な思い出と記憶を一緒に作っていきたいです。いつも言いますが、初心を忘れずに頑張りますので、これからもBIGBANGのことを宜しくお願いします」と、10年間の感謝とファンへの想いが告げられた。




このライブ最高の盛り上がりをみせたのが、「BANG BANG BANG」「FANTASTIC BABY」というBIGBANGの最強アンセム2曲だ。「BANG BANG BANG」の「一撃でゾッコン」「FANTASTIC BABY」の「WOW FANTASTIC BABY」という人気フレーズでは会場5万5,000人全員の大合唱がこだまし、野外スタジアムの夜空に響き渡った。アンコールでは「LAST FAREWELL」「SUNSET GLOW」「LIES」といった初期のヒット曲が繰り出されたほか、最終日だけの追加パフォーマンスとして「FEELING」がファンへプレゼントされた。ラストは<BIGBANG WORLD TOUR 2015~2016 [MADE] IN JAPAN>でもおなじみとなった「BAE BAE」の大合唱で、全23曲約2時間45分の圧巻のステージが締めくくられた。




このデビュー10周年記念スタジアムライブは早くもDVD & Blu-rayとして11月2日(水)に発売となる。スタジアムライブをあますところなく収録する他、初回生産限定となる豪華フォトブック付きスペシャルボックス仕様のDELUXE EDITIONには、ライブの裏側に迫った【BEHIND THE STAGE】、MC名珍場面集【SPECIAL FEATURES】、各日のLIVE映像で特別編集した【COLLECTION OF BEST MOMENTS】、更にマルチアングル映像といった特典映像に加え、2枚組みLIVE CDも同梱される。

11月からは日本ドームツアーが開催される。自身の持つ記録を自ら更新する「海外アーティスト史上初の4年連続ドームツアー」となるもので、11月5日(土)・6日(日)の東京ドームを皮切りに、11月19日(土)・20日(日)福岡 ヤフオク!ドーム、11月25日(金)・26日(土)・27日(日)京セラドーム大阪、12月2日(金)・3日(土)・4日(日)ナゴヤドーム、12月9日(金)・10日(土)・11日(日)福岡 ヤフオク!ドームで開催予定だ。

激しいチケット争奪戦は避けられないが、BIGBANGオフィシャルファンクラブ「VIP JAPAN」に8月3日(水)23:59までに入会(=入金)するとファンクラブ第1弾チケット先行抽選予約に申し込み可能となる。

なお、29日(金)初日のステージでメンバーより発表されたドームツアーのアンコール公演は、12月28日(水)・29日(木)の2日間京セラドーム大阪で行われる。こちらもオフィシャルファンクラブ会員のみ申込み可能となる模様だ。このアンコール公演決定を受け、この<BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2016>は全4都市15公演で73万1,500人動員予定となる。

◆BIGBANGオフィシャルサイト
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