メガデス「クリス・アドラーとはもう関係ない」
メガデスの最新アルバム『Dystopia』のレコーディングやツアーの一部に参加していたクリス・アドラーの“メガデスとラム・オブ・ゴッド掛け持ち”の日々が終わったようだ。5月終わりの時点でメガデスは、6月28日の公演でアドラーがツアーに復帰すると伝えていたが、それはなくなったらしい。
◆デイヴ・ムステイン画像
先週、ツアーで訪れていたイスラエルで記者会見を開いたデイヴ・ムステインはこう話したという。「クリス・アドラーはメガデスの一員ではない。ラム・オブ・ゴッドのメンバーだ。彼はセッション・マンだった。雇われてやった仕事ってやつだ。彼はもはや俺らと何の関係もない。彼は彼のバンドといる。それは……、俺は彼が貢献してくれたことにすごく感謝している。ダークを紹介してくれたことにも感謝している。俺らはまだ、新しいドラマーが誰になるのか発表していないが、それはクリス・アドラーではない。彼はラム・オブ・ゴッドの一員なのだから」
メガデスのツアーには、5月終わりからソイルワークのダーク・ヴェルビューレンが参加している。しかし、彼もまた、ソイルワークと掛け持ち中のはず。メガデスのツアーに参加することを発表したヴェルビューレンは当時、6月25日までだと伝えていた。が、アドラーが戻らなくなったいま、そのまま継続している模様。
そして、ソイルワークのツアーには、ヴォルビューレンの代わりにThe Arcane OrderのBastian Thusgaardが参加していたが、この先どうなるのか、まだ両バンドから正式発表はない。
Ako Suzuki