【音楽ギョーカイ片隅コラム】Vo.47「QUEEN+アダム、来日!」

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アダム加入後の動きを見つめていた中で、期待はしていたQUEENの来日。それでもいざ現実になるというニュースを目にし、二度見、三度見をしてしまいました。

◆QUEEN画像

QUEENが初めて来日したのが1975年。最後の来日から31年が経過していると報道されていますが、フレディ存命中に自らライブを観に行くことのできる年齢ではなかったので、長年QUEENは「観ることの出来ないバンド」であると長年思ってきただけに喜びも一入です。

今回の来日に寄せて発表されたメンバーコメントの中のブライアン・メイの言葉に‘45年の活動’とありましたが、こちらの部分はさらっと読み流せない、とてつもなく長い活動歴ですよね。

彼の活動歴45年の中のたった1日だけ、時間を共有できた経験があります。それは2006年6月17日、場所はロンドンのハイドパークでした。この日はFoo Fightersのライブだったのですが、アンコールにテイラーが一人で出てきて客いじりをした後に「今日は友達が来てくれた」と言ったら、ロジャー・テイラーが「We Will Rock You」を叩きはじめ、そしてブライアン・メイがギターを鳴らし始めたのでした。

あまりに突然のことでパニックになり、突き動かされるようにステージ前方へダッシュ。3メートル先には憧れのQUEENのメンバーが、大好きなFoo Fightersとジャムってるという現実を自然には到底受け入れられない生粋の日本人である自分は、驚きながらも普通に盛り上がってしまえる周囲にいたイギリスのロック・ファンたちを心底羨ましいと思いましたよ。こちとら図らずも自分史上最大音量で叫び声をあげちゃったっていうのに!

その後演奏された「Tie Your Mother Down」ではタイラーが歌い、デイブはギターを弾いてブライアン・メイと絡んでいました。タイラーは完全にQUEENファンの少年に戻ったような、かなりのいい顔をして笑顔がにじみ出てしまっていたのが印象に残っています。



当時の写真を探してみたところ、QUEEN登場の写真は興奮のあまりブレブレ。そしてこの日はMotörheadも観ていました。スクリーン上の渋いレミー写真があったので載せてしまいましょう。


思い出話はさて置きまして、ここ数年は大物ミュージシャンの来日が続いていますけれども、このQUEEN+アダム公演は何があっても見逃せませんね。追加公演やジャパンツアーのアナウンスがありませんが、そちらも勝手に期待しています!


◆早乙女“ドラミ”ゆうこの【音楽ギョーカイ片隅コラム】

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