【イベントレポート】モーニング娘。'16 佐藤優樹の「飯窪春菜ちゃんはスベリ知らず」発言に飯窪、震える
モーニング娘。'16が主演する舞台『演劇女子部「続・11人いる!東の地平・西の永遠」』の制作発表記者会見が4月25日に都内で開催された。
◆『演劇女子部「続・11人いる!東の地平・西の永遠」』制作発表記者会見 画像
演劇女子部としてモーニング娘。が主演する作品は、『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』『TRIANGLE -トライアングル-』に続く3作品目。本作は萩尾望都 原作の『続・11人いる!東の地平・西の永遠』(小学館刊)を舞台化。モーニング娘。'16のメンバーがオールダブルキャストで挑むほか、モーニング娘。舞台史上初のイリュージョンにも挑戦している。
制作発表では、工藤遥演じる主役・タダ(WEST / EASTでは石田亜佑美)がテーブルを浮かせるイリュージョンも含んだ物語のごく一部を報道陣に披露。舞台の雰囲気を伝えたのち、記者会見が実施された。
「ここ数年はずっと男役をやらせていただいていたんですけれども、今回私が演じるタダは、かっこ良くてイケメンで当然というか、久しぶりに演じさせていただくフロルに関しては、女の子なのでみなさんに可愛い、愛おしいと思ってもらえるようなお芝居をしたいなと思っております。」── 工藤遥(タダ / フロル)
「私はお芝居をさせていただくのは今回で3度目になるんですけども、初めてのメインの役ということで、フロルはこのかつらが似合う可愛いフロルを演じられたらなと思います。」── 小田さくら(フロル / フォース)
「こう見えて、私は3回演技をやらせていただいているんですけど、3回中の2回は、“えんしゅちゅかさん”が私の…(石田から「演出家さん」のツッコミ)…演出家さんが私に寄って、私に似た演技(役)を選んでくださったんですけど、今回は360度違って…(石田から「180度。一周しちゃったね」のツッコミ)…180度違った演技をやらせていただくので、頑張っていきたいなと思います。」── 佐藤優樹(バセスカ / トマノ)
「ダブルキャストなので、同じ役を違うメンバーが演じる、ということは、比べられてしまうと思うんですよ。タダは工藤遥ちゃんよりもイケメンに、フォースに関しては小田さくらちゃんと同じ役をやるんですけども、まあ、小田には“絶・対・に!”負けないように。その意気込みで頑張りたいと思います。」── 石田亜佑美(フォース / タダ)
「オナは譜久村聖さんよりも大人っぽく、色っぽく演じられるように頑張りたいと思います。そしてチュチュは可愛い女の子なので、今よりも可愛く演じられるように頑張ります!」── 牧野真莉愛(チュチュ / オナ)
「先ほどスプーンを曲げたように、今回はみなさんをたくさんビックリさせられたらなって思います。そして初めて演じる男役・バセスカなんですけど、王様としての使命感だったり悩みとかはモーニング娘。'16のリーダーとして同じものを感じるところがあるので、自分らしく演じられたらなって思います。」── 譜久村聖(オナ / バセスカ)
「私は関西出身で、普段はバリバリの関西弁なんですけど、舞台中は標準語を使って、新しい私を観ていただけたらなって思います。」── 尾形春水(トマノ / ローン)
「アテナイは勝利の女神なので、この舞台もいい結果を残せるようにと思っています。」── 飯窪春菜(ローン / アテナイ)
「今回私はメンバーで唯一、4年ぶりの舞台出演ということで、演技の面では足を引っ張らないように頑張っていきたいと思います。」── 生田衣梨奈(アテナイ / レッド)
「可愛らしいチュチュ、そして大人なアマン伯爵をしっかり演じ分けて、先輩たちに負けないオーラをガンガンに出していきたいと思います。」── 野中美希(アマン伯爵 / チュチュ)
「前回の舞台とは全然違って、今回の役は上から目線の部分がたくさんあるのですが、最年少だけど遠慮せずに石頭とドゥマーを演じていけたらいいなと思います。」── 羽賀朱音(ドゥマー / 石頭)
原作を読んだ上で「11人のチームメイトが協力していく姿が、モーニング娘。'16の活動にも重なる部分があるので、この舞台も11人で協力して、この11人だからできたと思っていただけるような作品にしたい」と、工藤は本舞台にかける意気込みを述べる。また小田は、「私の母が萩尾望都先生の大ファンで、私も萩尾先生の漫画を読んで育っているので、一番身近な原作ファンの母を喜ばせられる舞台を作れば……作れらーれ? 舞台を作れればなって思います!」と、思い入れのある作品だからこその気合いが若干入り過ぎてしまって思わずはにかむ。
発表会の司会をしていたBS-TBSの丹羽多聞アンドリウ プロデューサーが、EASTとWESTで衣装が全然違うことに触れ、メンバーに感想を求めると、手を挙げたのは牧野。そして彼女は「私が一番可愛いと思います!」と、とびきりのポーズを決める。この発言に誰もが納得しているのか、はたまた唖然としているだけなのか、報道関係者やスタッフ、舞台上のメンバーなど特に誰からも笑い声が漏れることなく、カメラの乾いたシャッター音だけが響いていく会場。工藤が「はい、あの、今回はですね、EASTとWEST、国によって赤と緑で衣装を分けているんですよ。なので、そこに注目していただけると、より、こう、世界観を楽しんでいただけるんじゃないかなって思います。」と、何事もなかったようにコメントすると、再び牧野が「よろしくお願いしますっ!」と、とびきりのポーズを決めた(以降の反応は上述の繰り返しなため省略)。
また、ドアを開けて部屋に入ると机が浮いていて驚いたという工藤の練習に鉢合わせしたエピソードが譜久村からも飛び出した、本舞台の見どころのひとつ、イリュージョン。物語上では“超能力”の描写として用いられていることもあり、工藤は「今後はモーニング娘。'16の活動と平行して、超能力を極めたい。」とも語っていた。
→次のページからは囲み取材中の発言と画像
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