セリーヌ・ディオンの夫でマネージャーだったレネ・アンジェリル氏、死去
セリーヌ・ディオンを公私ともに支えてきた、夫で元マネージャーのレネ・アンジェリル氏が木曜日(1月14日)、亡くなった。アンジェリル氏は長い間、癌を患っていた。
◆セリーヌ・ディオン画像
セリーヌのオフィシャル・サイト(Celinedion.com)は同日、「レネ・アンジェリル(73歳)が癌との長く勇敢な闘いの末、今朝、ラスベガスの自宅で息を引き取りました」と訃報を伝えた。
アンジェリル氏は、90年代の終わりに咽頭がんと診断され、一度は完治したものの、数年後に再発。セリーヌは彼の側にいるため、何度か活動を休止していた。
ミュージシャンからマネージャーに転向したアンジェリル氏は、セリーヌの両親が送ってきた彼女(当時12歳)のデモ・テープを聴き、その才能に惚れ込み、自宅を抵当に入れてまで、デビューに必要な資金を調達したと言われている。以来、ずっと二人三脚で歩み続けてきた。
2人は1994年に結婚。3人の息子が誕生している。
セリーヌは看病に専念するため、2014年夏に活動を休止したが、一年後、「君には歌い続けていて欲しい」というアンジェリル氏の願いを聞き入れ、公演を再開した。
セリーヌは昨夏、『USA Today』のインタビューで、夫と死について話していると語っていた。「レネには“君の腕の中で死にたい”って言われた。私は“オーケー、いいわ。私はそこにいるから。あなたは私の腕の中で亡くなるのよ”って答えたの」
「そのときが来たら、ものすごくショックでしょうね。でも、私の最大の仕事は、夫に“私たちは大丈夫”って伝えることよ。“私は子供たちの面倒を見ていく。あなたは別の場所から私たちを見ていて”って」
合掌。
Ako Suzuki
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