リッチー・ブラックモア発掘のロニー・ロメロ、ローズ・オブ・ブラックで日本デビュー

ポスト

ついにロック・プロジェクトへと動き出したリッチー・ブラックモアが自らのバンドのヴォーカリストとして見出した若きシンガーがロニー・ロメロだが、そのロニー・ロメロ率いるメロディック・ヘヴィ・メタルバンド、ローズ・オブ・ブラックの最新作『ローズ・オブ・ブラックII』が3月9日に日本先行発売される。

◆ローズ・オブ・ブラック映像、画像

リッチー・ブラックモアに「ロニー・ジェイムズ・ディオがフレディ・マーキュリーに出会った感じだ」とも言わしめたロニー・ロメロは、チリのサンチャゴ出身/スペイン在住のアーティストだ。彼が率いるローズ・オブ・ブラックが結成されたのは2014年。2013年に開催された<DIO TRIBUTE CONCERT>にロニー・ロメロが出演した際に出会ったサラトガのトニー・ヘルナンド(G)と、同じくサラトガのメンバーでありウォームド、ネヴァーダイといったバンドでもプレイするアンディ・C(Dr)が加わり、ローズ・オブ・ブラックは活動を開始した。

2014年には元ハロウィン、現マスタープランのローランド・グラポウのプロデュースにより、アルバム『ローズ・オブ・ブラック』でデビューを果たしている。スペイン国内でツアーを行ない、手応えを掴んだバンドは、再びローランドのプロデューサーに迎えて制作された2ndアルバムが本作『ローズ・オブ・ブラック II』だ。


1stアルバムに引き続き、モダンなフィールを採り入れたメロディックなヘヴィ・メタル/パワー・メタルが特徴になった本作だが、どの曲もパワフルでかつ躍動感に満ち溢れており、ヨーロッパのバンドらしい哀愁溢れるメロディも印象的だ。高域から低域までパワフルに歌い上げるロニーの歌唱は、ロニー・ジェイムズ・ディオからの影響も強く感じられ、リッチー・ブラックモアにフィーチャーされたのも納得のもの。トニーの技巧派のギター・プレイも聴き応え十分で、このローズ・オブ・ブラックは2016年度のメタル・シーン注目のバンドとして大きな話題を集めることだろう。

【メンバー】
ロニー・ロメロ(ヴォーカル)
トニー・ヘルナンド(ギター)
アンディ・C(ドラムス)

ローズ・オブ・ブラック『ローズ・オブ・ブラックII』


2016年3月9日 日本先行発売
日本盤限定ボーナス・トラック追加収録/歌詞対訳付き/日本語解説書封入 CD 2,500円+税
1.マルヴォレントリィ・ビューティフル(イントロ)
2.マーシレス
3.オンリー・ワン・ライフ・アウェイ
4.エヴリシング・ユア・ノット
5.ニュー・ワールズ・カミング
6.クライ・ノー・モア
7.ティアーズ・アイ・ウィル・ビー
8.インセイン
9.リヴ・バイ・ザ・ライ、ダイ・バイ・ザ・トゥルース
10.ゴースト・オブ・ユー
11.ジ・アート・オブ・イリュージョン・パートⅢ:“ザ・ウェイストランド”
12.シャドウズ・オブ・ウォー
13.レディ・オブ・ザ・レイク(レインボー)(ボーナス・トラック)
14.インセイン(ピアノ・ヴァージョン)(日本盤限定ボーナス・トラック)

◆ローズ・オブ・ブラック『ローズ・オブ・ブラックII』オフィシャルページ
この記事をポスト

この記事の関連情報