リッチー・ブラックモアズ・レインボーのドラマー「忠実にプレイする」

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リッチー・ブラックモアが2016年6月ヨーロッパで行うロック公演に参加するデヴィッド・キース(Dr)は、レインボーやディープ・パープルの曲を「できる限り忠実にプレイしたい」そうだ。


◆リッチー・ブラックモアズ・レインボー画像

『Deep Purple Italia』のインタビューで、「あなたのスタイルが、レインボーやディープ・パープルのクラシック・ソングにどんな個性やフィーリングを加えることになるのか?」と問われたキースはこう答えた。

「君のとこの読者たちは、これを知ったら喜ぶと思うよ。僕の最大の狙いは、あの音楽をできる限り忠実にプレイするってことだ。スタジオ、ライブ両方でレコーディングされたものから引き出してくるつもりだ。変えたり、違うように演奏したとしても、オリジナルのドラマーのことや曲のフィーリングを考えての上だ。リッチーがこれまでプレイしてきたドラマーの中では、僕のスタイルは多分、コージー(・パウエル)に1番近いだろう。でも、いろんな選択がある。膨大なこのドラムの履歴をもとに、パーツを組み合わせて、みんなが楽しめるような新しいブレンドを創り出すことができるなんて、僕はラッキーだよ。もちろん、独自のテイストも加えるつもりだけど、オリジナル・パフォーマンスのスピリットや脈略の中でそれとなくだ」

リッチーのブラックモアズ・ナイトでプレイしてきたキースは、リッチーがまたロック公演をやればいいのにと思っていたが、実際、やると言い出したときは驚いたそうだ。

リッチー・ブラックモアズ・レインボー名義で行われるロック公演には、彼のほか、Lords Of BlackのシンガーRonnie Romero、ストラトヴァリウスのキーボード・プレイヤー、イェンス・ヨハンソン、ブラックモアズ・ナイトのベーシストBob Nouveauが参加する。

Ako Suzuki
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