トニー・アイオミ「アコーディオン一家だった」
トニー・アイオミはギターを弾き始める前、アコーディオンをプレイしていたそうだ。アイオミ一家はみんなアコーディオンを持っていて、本当はドラムをプレイしたかったアイオミだが、それに従わざるを得なかったという。
◆トニー・アイオミ画像
今週(10月19日)、音楽誌『Q』主催のアワーズで優れたギタリストへ贈られるギブソン・レス・ポール賞を受賞したアイオミは、Absolute Radioのインタビューで「ギター以外の楽器をプレイしている自分を想像できるか?」と問われ、こう答えた。
「なにを隠そう、昔は別の楽器をプレイしてたんだよ。アコーディオンをね(笑)。うちの家族はみんな、アコーディオンを持っていたんだ。父も叔父たちも、従兄たちもプレイしていた。だから、僕も持っていた。当然ね。ギターが欲しかったんだ。でも……、いや、ドラムがプレイしたかったんだよ。でも、許可されなかった。小さな家に住んでいたからね。ドラム・セットは無理だった」
アイオミはその後、ギターを手に入れ、チャック・ベリーやシャドウズなど当時のヒット曲が入ったテープを聴きながら、独学で弾き始めたそうだ。
ブラック・サバスはいよいよ2016年1月から最後となる<The End>ツアーを開始する。UKの日程はまだ発表されていないが、6月にメタルの祭典<Download>フェスティヴァルに出演することが決まった。
Ako Suzuki