TASCAMの人気リニアPCMレコーダー「DR-07MKII」が日本語メニュー対応版となって復活
ティアックは、リニアPCMレコーダー「DR-07MKII」の日本語メニュー対応版「DR-07MKIIJ」をTASCAMブランドで9月下旬より発売する。
2011年に発売され、人気を集めながらも惜しまれつつ販売終了となっていたリニアPCMレコーダー「DR-07MKII」が、日本語メニュー表示に対応して復活することとなった。
「DR-07MKIIJ」は、24ビット/96kHzのハイレゾフォーマットに対応し、優れた応答力をもつマイクユニットをコンパクトなボディに収め、音楽練習、コンサート、野鳥や電車の走行音、動画用の音声などの高音質録音に応えるモデル。
最大の特徴は、対象にあわせてマイクのセッティングを選べるA-B/X-Y両方式に対応した可動式ステレオコンデンサーマイクの搭載。狙った方向の音を中心に収音する単一指向性のマイクユニットとあわせ、臨場感あふれるクリアな音で録音が可能。マイクユニットは一般的な映画館の音量105dB SPLの10倍に相当する125dB SPLに耐える高耐音圧タイプを採用、ロックバンドのコンサートにおいても歪まない音で録音することができる。
入力レベル設定を自動化できるピークリダクションをはじめとする自動化機能で、録音が初めてでも、最適なセッティングが可能。ループ再生や音程を変えずに再生速度を可変するVSA機能など、講義の録音や語学学習でも活用できる機能も搭載。ミュージシャン向けにはリバーブエフェクトや、既存音源に新たな録音を重ねるオーバーダビング機能を用意する。
「MKII」からの変更点は、ユーザーからの要望の多かった日本語メニュー表示への対応。より直感的な操作ができるようになっている。もちろん従来通りの英語メニュー表示も可能。従来の「DR-07MKII」を愛用している人は最新ファームウェアに無償でアップデートすることで日本語メニュー表示が可能になる。
電源は、単3形電池2本(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池)またはUSBバスパワーからの供給、別売ACアダプター。ファイルフォーマットはWAV(BWF)およびMP3、記録メディアはmicroSDカード(64MB~2GB)、microSDHCカード(4GB~32GB)。
製品情報
価格:オープン
発売日:2015年9月下旬
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