トニー・アイオミ、ガラスの箱に入る
トニー・アイオミが水曜日(8月26日)、英国グラスゴーのショッピングセンターに設置されたガラスの箱に入った。これは、癌患者が抱く孤立感への理解を深めるため、チャリティー団体MacMillan Cancer Supportが企画した<1人じゃない>キャンペーン。2012年に癌と診断されたアイオミが支援を申し出た。
◆トニー・アイオミ画像
ガラスはマジックミラーになっており、外にいる人からは中が見えるが、中にいる人は外が見えない。中に入った人は、癌を克服した人たちの話をヘッドフォンで聞き、彼らが感じた孤立感、周りが見えなくなっている状態を理解してもらう試みだった。
アイオミは、「(癌だと)診断されたとき、本当にショックだった。“ステージ3だ”って言われて、それは頭に入るんだけど、他人のことのようだった。そのあと実感するようになったとき、これまでだ、もう終わりだって思った。でも、違う。助けてくれる人たちがいるんだ」と話した。
“Isolation Box(孤独の箱)”と呼ばれるこのガラスの箱は今週、UK各地を周り、多くの人たちに体験してもらう。
Tony with the Birmingham Macmillan Cancer Support crew helping promote their awareness campaign.
Posted by Tony Iommi on 2015年8月26日
Ako Suzuki