クリス・アドラー「メガデスでの俺の役割は…」
メガデスの新作のレコーディングに参加したラム・オブ・ゴッドのドラマー、クリス・アドラーが、メガデスでの自身の役割について語った。それは、ギタリストたちを輝かせることだという。
◆メガデス画像
アドラーはUltimate-Guitar.comのインタビューでこう話した。「俺は、彼らのやることに一体化し、ギター・プレイヤーたちを輝かせるためにここにいるんだって思っていた。それがこのバンドでの俺の仕事で、その点では、これまでバンドにいたどの人たちより優れたことをしたいって思った」
「だから、(自分の腕前を)ひけらかすわけでも、なにか面白いモダンなリズミック・テクニックを考え出そうとするのでもなく、“あの3人の列に加わるのに、どんなフットワークをすべきか? これまでの人たちができなかったのはなんだ?”なんてことを考えていた。それに、“ここはもっと速くプレイできる”とかさ。自分には別のことができるからね」
また、デイヴ・ムステインとの作業について問われると、こう答えた。「デイヴは全ての面で、スーパー、スーパー・クールだった」「本当に楽しかったよ。彼とは長い付き合いだけど、彼について1つ学んだことがあった。素晴らしいユーモアのセンスを持っているってことだ。彼はその発言のせいでボコボコにされるときもあるけど、本当に面白い人だよ」
アドラーはメガデスに正式加入したわけではないが、できる限りギグにも参加したいと言っており、10月の日本公演での来日も期待される。ラム・オブ・ゴッドは現在、北米ツアー中で、11月にはヨーロッパ・ツアーをスタートするが、いまのところ10月の公演予定はない。メガデスは10月11日、さいたまスーパーアリーナで開かれる<Loud Park 15>でプレイする。
Ako Suzuki