【イベントレポート】dTV『みんな!エスパーだよ!』イベントで輝さん暴走。真野恵里菜は「超能力を悪用しちゃう人」に

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8月19日、dTVオリジナルドラマ『みんな!エスパーだよ! ~欲望だらけのラブ・ウォーズ~』の配信記念イベントが品川グランドホールにて開催され、出演する染谷将太、真野恵里菜、マキタスポーツ、深水元基、神楽坂恵、綾部真弥監督、そしてdTV版のヒロインを務めた小島梨里杏が登場した。なお、終盤には、心理カウンセラーの小高千枝を招いて、イベント中の言動から「超能力を悪用しちゃう人」を暴くというサプライズを実施。真野ちゃんが見事に「超能力を悪用しちゃう人」認定を受けてしまった。

◆dTVオリジナルドラマ『みんな!エスパーだよ! ~欲望だらけのラブ・ウォーズ~』配信記念イベント 画像

本ドラマのキャッチコピー「夏だ!恋だ!エスパーだ!」にちなんで、キャストは浴衣やジンベイなど、夏らしい衣装で登壇する。中でも「こんな短い浴衣、初めて見た。」と、男性陣も興奮のミニ浴衣で登場して注目を集めたのが真野恵里菜と小島梨里杏。そして、そんなふたりになぜか対抗心を燃やし、裾をたくしあげていくマキタスポーツ。イベントは、終始、笑いの絶えないものとなった。

作品を鑑賞した観客に向けて「笑いあり、ちょっとエッチで、感動できるような作品だったなら幸いです。」と、挨拶した綾部真弥監督。そして客席からの「染谷くん!」の歓声に「熱いテンションで皆さんに迎えられて嬉しいです。」と、はにかんだ染谷将太。真野ちゃんは、「こんなに短い浴衣を着たのは初めてでちょっと恥ずかしいけど、さっきマキタさんが同じ丈にしてくれて、ちょっと自信が持てました。」と恥ずかしがるも、すかさずマキタが「僕はノーパンですけどね。」と一言。すると真野ちゃんが「やだー! またすぐそういうこと言う! もうやだぁー。」と声をあげて、会場は爆笑。「ここぞという時のために。シャッターチャンスですよー?」と、報道陣に呼びかけるマキタに、「シャッターチャンスじゃないです! ダメです!」と、真野ちゃんは苦笑い。

そんなマキタスポーツは「“全身海綿体”輝さんです。一番の人気は僕だと思っていますからね。みんな引っ込み思案ですから「染谷くん染谷くん」言ってるけど、本当は俺のこと好きなんだろ? 『みんな!エスパーだよ!』の本当の主役は輝さんだに~! みんな! 勃起させていこう!」と、完全に輝さん(マキタが劇中で演じる永野輝光)モードでの挨拶。もちろん観客は喝采だ。

そしてdTV版での物語の中心となったのが、深水元基演じる榎本先輩。「みなさんに暖かく迎えられたので、嬉しいです。今日はいろいろ喋ると思うので、よろしくお願いします。」と、挨拶したところで、会場からは子どもの声が。『みんな!エスパーだよ!』は、ある意味で大変刺激的な作品なため「お子さんいて大丈夫ですか?」と不安になる深水。マキタは「すごいね。情操教育だよね。」と、感慨深げである。

dTV版のヒロインを演じた小島梨里杏は「新ヒロインなので、パンチラ、セクシーシーンをたくさんやらせていただきました。何度も見ていただけたらありがたいです。」と、笑顔。榎本先輩とともに本ドラマの核となった秋山君を演じる神楽坂恵は、「今日dTV版を見ていただいた事で、9月4日公開の映画版も違った角度から楽しんでいただけると思います。」と話した。

「dTV版は榎本先輩を中心として、みんながこう、友情を……なんていうんですかね。土台になるというか、これから走り出す意味でのひとつの関係性が垣間見えるような、そしてグッと感動できるような、ドラマです。」と、染谷が映画版とdTV版『みんな!エスパーだよ!』の違いを語る。実に深い言葉に静まる会場に、マキタが「要約しますと、映画版よりdTV版のほうが、オナニーシーンが多いです。そういうふうに(染谷君は)言ってます。はい。“オナニーシーンが、多いです”。」と、ワードを強調していく。そんな発言に唖然としている真野ちゃん、話が振られると、「dTV版は2年前にやっていたテレビドラマの中にあってもおかしくないようなお話だったかなと思いまして、映画版のほうは、dTV版のドラマを見た方でも、また、初めて見る方でも楽しめるような、またみんながバカやってます(笑)。いつもどおりのエスパー軍団がいます。」とPRした。

dTV版の見どころのひとつが、輝さんのお店であり、エスパー軍団の拠点でもある喫茶「シーホース」のシーンでスケスケのメイド服を着用するといった小島梨里杏のコスプレ。マキタは「綾部監督には僕の個人的趣味嗜好を反映していただいて、梨里杏ちゃんにはちょっと脱いでいただいて、大変、いい思いをしました。あれでギャラがいただけるんですね。ありがとうございます(笑)。ほぼあのシーンはアドリブでございまして、本当にすみませんでしたその節は。」と、小島に頭を下げつつ、「現場にマネジャーがいないと助かる。自由にやらせていただいたんですけど、編集で見事に使っていただいて、自分の娘には観せられないですね。」と、爆笑を誘う。MCのX-GUN西尾から「観せてない?」とツッコまれると、「うちも情操教育上、TV版は観せてきましたけども、今回のあのシーンは、本当に自由にやらせていただいたので、観せられない。」とコメント。「真野さん、こんなお父さんだったらどうですか?」と、西尾から振られた真野ちゃんは「コメントしづらいことを……」と、頭を抱えながら「でも、愉快で楽しいですね。」と、誰も傷つけない大人な発言。「愉快で楽しいよね。ええ、ええ、ええ。」と、マキタが真野ちゃんに“濃密な視線”を送ると「そんな目つきで娘を見ませんから。」と冷静なツッコミを入れる染谷だった。

「榎本君と明日香の、恋のキラキラした青春の1ページのような姿は素敵だったと思います。でも現実に榎本君がいたら絶対に嫌なんですけど(笑)。」と、dTV版で描かれた恋愛模様を振り返った小島。「あんな人いないから!」と、演じた深水は否定し、「(榎本先輩は)ああいうキャラクターじゃないですか。僕、あの現場で、待機している時とか、女の子に喋りかけたりするのが苦手なんですが……」と、話を切り出した途端、「そんなことないじゃない。触ってるじゃんいつも。真野ちゃんとか。裸で追いかけ回してるじゃない。」と、登壇者以外、撮影現場のことを誰もわからないのをいいことに無茶苦茶なことを言い始めるマキタ(そして爆笑している真野ちゃん)。「劇中だけです!」「そんなことない。」と言い合いになったところで、西尾が再び真野ちゃんに真相を訊ねる。ここでなぜか真野ちゃん、マキタのトークに対抗心を燃やしたのか、「でも1回、撮影でそういう姿(裸)になる時に、ズボン履いてらっしゃるんですけど、『見る?』って言ってきた時があります。喫茶『シーホース』で待ってる時に言われました。」と、まさかの暴露。染谷も頭を抱え、会場が大爆笑となったところで、深水は「ドラマから2年くらい経ったから、もう、いいかなって。」と、なんとなくわかるような、わかっちゃいけないような弁明をしたのち、話の矛先をマキタへと向ける。「僕、さっき言おうと思ったんですけど、小島さんのコスプレのシーンの時、すごい生々しい。リアル、出ませんよ、あの台詞は。」と、口撃を仕掛けた深水に、「何がだよ?『シャンプー変えたのか?』ぐらい言ってもいいだろ。そしたら(小島が)アドリブで『変えた』って返してきちゃったから、それで火がついちゃったんだよ。」と、開き直るマキタ(そして真野ちゃんは楽しそうに笑っている)。「トーンが輝さんじゃなかったですもん。」と、この話に染谷も参戦すると、「え、槙田雄司だったのか? 本名言わせんなよ。ダメだよ、絶対これ記事で使っちゃダメ。女房が見るんだから! 見られたらマズいよ!」と、自爆してしまう。

「恋のシーンは、それぞれのキャラクターが生き生きとしたらいいなと思い、演出させていただきました。」と綾部監督。しかしここにもマキタが「監督は梨里杏ちゃんを撮る時に、ものすごく声がデカいんですよ。」と話を挟むと、今度は真野ちゃんも「しかもニヤニヤしてます。」「冒頭で、『シーホース』で私が帰った後に明日香が現れるじゃないですか。朝から撮影していて、結構時間がかかって大変だったんですけど、(監督は)梨里杏ちゃんがでてくるあたりからテンション上がってきてました。私はその日、そのシーンで終わりだったんですけど、「お疲れ様でしたー」って言ったら(雑に)「あ、おつかれー」って。あ、(梨里杏ちゃんが出てきたら)もうこっちどうでもいいんだ!って思って。」と、一緒になって口撃を仕掛けていく。「(梨里杏ちゃんが)好きだったでしょ?」と、マキタに迫られた監督は、「やっぱり、ヒロインに恋をして演出をしようと……。真野さんは前から知っている仲だったんで……。」と、しどろもどろ。「知ってる仲ってなんだよ!」と、マキタからさらにツッコまれていた。
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