クリス・ブロデリック、メガデス脱退を語る

ポスト

クリス・ブロデリック(G)は、メガデスを脱退したのは弁護士やシェフが独立し、自分の事務所や店を開くようなものだったと話した。彼は2008年、グレン・ドローヴァーの後任としてバンドに加入、2014年11月に脱退した。

◆『Birth And The Burial』画像

『Guitar World』誌のインタビューで、その前にも脱退を考えたことはあったかと問われたブロデリックは、こう答えた。「常に、プラスな面とマイナスの面を天秤にかけていたよ。例えるなら、イソ弁が独立して自分の事務所を開きたいって思ったり、シェフが自分のレストランをオープンしたがるようなもんだ。会社にいるときは、その会社のマナーに従わなきゃならない。独りでやるほうがハッピーだって思うようになったら、それが決別すべきときだ。俺は長いこと、どうしようか考えていた。でも、辞めるって決めたそのときまで、いつもプラスな面がマイナスな面を上回っていた」

メガデスはいわば、デイヴ・ムステインがオーナーの会社であり、会社をどうプレゼンするか、どう見せるべきか意見できるのは彼だけだと話した。このことには加入してすぐに気づいたが、自分にとってやる価値がある仕事ならば従うべきだと考えていたそうだ。

独立したブロデリックは、同時期に脱退したクリス・ドローヴァーと新バンドAct Of Defianceを結成。8月21日、Metal Blade Recordsよりデビュー・アルバム『Birth And The Burial』をリリースする。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報