【ライブレポート】キマグレン、ラストライブ「絶対に忘れないから」
キマグレンが、7月18日(土)、19日(日)に神奈川県 横浜関内ホールで行った<キマグレン FINAL CONCERT 2015 ~LAST SUMMER DAYS~>をもって解散した。各日ライブには1000人のファンが、2人のラストステージを見届けた。
ライブは、キマグレン2人のシルエットが映った白幕が落ちる演出で、「Hello」から。この演出は<キマグレンTOUR2009 -KID IN THE SKY->で行ったものを約6年振りに再現したもので、ファンにとってはうれしいスタートとなった。冒頭のMCでKUREIは、「今日は最後のライブです。日本一、世界一のライブにしたい。たくさん、泣いて、笑って帰って欲しい。よろしく。」と挨拶。アッパー曲からバラードまで本編だけで21曲を披露した。
アンコールでは、客席のファンが“キマグレン 最高の夏を”と書かれたボードを掲げ、「ありがとう」という声が一斉に挙がった。そんな言葉にISEKIは、登場前に楽屋でファンからの巨大寄せ書きのプレゼントを目にしたことも相まって感極まり、「そういうのズルいよ!ありがとう!最高!!」と堪え切れず涙。KUREIは、「突然解散してごめん。俺とISEKIは幸せだな。絶対に忘れないから。本当に、本当にありがとう」とメッセージを送った。
公演最後の曲は、キマグレンが初めて作った曲「君を忘れない」だった。直前のMCでISEKIは「キマグレンは器用なアーティストではないけど、支えてきてくれてありがとう。また、ステージに戻ってくる事が出来る様に僕もKUREIも頑張って曲を作ります。KUREIは最高のライバルです。」と。それに続きKUREIは、「最後にどんな言葉を言ったら良いか分からない。そこで、最後に詞を書いてきました。この詞をISEKIが気に入ってくれて、それに曲を付けてくれて、いつかまたそれを誰かに聴かせたいという事になったらいいなと思います。」と言葉を残し、「海」というタイトルの詞を読み上げた。
キマグレンは、この2日間で、2008年にリリースし約350万ダウンロードを記録したヒット曲「LIFE」や「愛NEED」などの他、吉川友がゲストに駆け付けて(きっかレンの)「あいまいな関係」を、さらに、Rake、7!!が参加した「ボーダー・グランド」を含む51曲を披露。“多くの曲を聴いてほしい”という2人の思いから、両日違うセットリストで、最後までファンを魅了した。
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