メガデス、ラスティ・クーリーに声をかけていた
メガデスは、新ギタリスト候補に速弾きで有名なラスティ・クーリーを検討していたそうだ。クーリーはデイヴ・ムステインからの誘いに心惹かれたが、いくつかの理由によりそれを断ったという。
◆ラスティ・クーリー画像
クーリーはニュージーランドのポッドキャスト『The Sick Room』のインタビューで、1月の終わりにマネージメントを通じムステインから連絡があったと明かした。「最初は、“ちきしょう、やらねば”って思ったよ。だって、メガデスだ。キャリアの上でも、その他もろもろにおいても素晴らしいものになる。それで、(彼らの)曲を習い始めたんだ。やろうって思っていた」
「(でも)考えれば考えるほど、それでいいのかって思うようになった。自分が本当にやりたいからやるんだとは思えなくなった。周の人たちのためじゃないのかって。一緒に仕事してる会社、友人や家族は俺が別の次元で成功している姿を見たいはずだって、俺はそう考え、やろうとしてるんだってことがわかった。自分のためにやるんじゃないって」
「それに加え、15歳の娘が俺と暮らすようになった。もしツアーに出たら、俺は家にいなくなる。数年したら、彼女は大学へ進み家を出るだろう。彼女の人生のこの時期を一緒に過ごしたかったんだ。メガデスとツアーに出るより、俺にはこっちのほうが大事だ」「ツアーに出たら、娘は母親のもとへ戻ることになる。2011年に離婚してから、俺はもう十分、彼女と過ごす時間は失っている」
さらに、自分のものではない、他人の曲をプレイすることにも躊躇したという。