ビル・ワード、オジー・オズボーンへ前言撤回を求める
ビル・ワードは、オジー・オズボーンからこれまでの発言に対して正式な形で訂正してもらいたいそうだ。友情を取り戻すには、「悪かったな」や「もう終わったことだ」という言葉だけでは十分ではないという。
◆ブラック・サバス画像
ワードは水曜日(4月15日)、「親愛なる友人たちへ。僕は2012年2月以来、ブラック・サバスとの関係に対し公式な声明を発表してこなかった。今日、その関係について正式に意見を述べたいと思う」と、長文の声明を発表した。
その一部を抜粋する。「僕はブラック・サバスとの関係を絶ち切ったわけでも解消したわけでもない。しかしながら2012年以来、僕について個人的にもミュージシャン的にも不正確な声明が度々あり、僕はオジーに対し警戒心、とくに感情的、精神的に疎外感を抱くようになった。彼の発言により僕らの間には決定的な確執が生じた」
「いつも、次のツアーやアルバムでサバスの本当のオリジナル・ラインナップが期待されるが、悲しいことに、僕は、僕に対する間違った発言が訂正されるまでどの音楽プロジェクトにも参加するつもりはないと言わなくてはならない」
「僕は、僕が正しくないと感じたオジーの発言全てに対して誠実な説明責任を求めている。オジーに彼の意見と誇張した表現を修正してもらいたい。彼の非現実的な見解について明確にしてもらいたい。僕は公けに非難されたのだから、彼には彼の言葉で、スポークスマンを通してではなく、公式に過ちの本質について修正してもらいたい」
ワードは、ブラック・サバスでプレイしたいという気持ちは強いものの、元の関係に戻るには、簡単な謝罪では無理だという。その上で、バンドに復帰するとしたら“署名できる”ような内容の契約も必要だそうだ。
ワードは間もなく、ビル・ワード・バンドのニュー・アルバムをリリースするという。
Ako Suzuki