メガデス、クリス・アドラーのアルバム参加を正式発表

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メガデスが日曜日(3月29日)、ラム・オブ・ゴッドのクリス・アドラーがニュー・アルバムでドラムをプレイすることを正式に発表した。

◆メガデス画像

「アドラーはアルバムにゲストとして参加する」といい、正式メンバーではなく、その後のツアーなどには参加しない模様。

デイヴ・ムステインは「クリスはとてつもない才能の持ち主で、素晴らしい奴だ。彼は、ファンが正気を失うような新しいレベルの興奮とエネルギーをメガデスにもたらしてくれるだろう。これまでのドラマー達にはリスペクトがあるのみだが、これは正真正銘のKILLになる! 1989年、メガデスはギター、ベース、ドラムの3ピースでやっていた。そのとき、グラミーにノミネートされたプラチナ・アルバム『Rust In Peace』のアウトラインを組み立てた。この機会をメタル・コミュニティにいる俺ら全員に与えてくれたラム・オブ・ゴッドの他のメンバーに感謝したい」とコメントしている。

デイヴィッド・エレフソンは「クリスは長年、俺らメガデスの親しい友人だった。彼は俺らの音楽やそのレガシーを本当に評価してくれている。彼のドラムはメタル・ミュージックの革新的で激しい道をまい進してきた。このニュー・アルバムで、彼が俺らのリズム・セクションを支えてくれるのを本当に嬉しく思っている。メガデスの次のチャプターが“最高にへヴィ”な新しい夜明けを迎えているのが、はっきりと見える」と話した。

若いころメガデスに最も影響を受けたというアドラーは、「デイヴから一緒にスラッシュ・メタルのアルバムを作らないかと電話をもらったとき、どっきりカメラの撮影に違いないと思った。落ち着こうと努めたが、YES!という以外の言葉は出てこなかった」「俺は燃えている。莫大なリスペクトがある。だが、ここでのゴールはできる限り最高のスラッシュ・アルバムを作ることだ。俺らは一緒に、なにかすごくスペシャルなことができると信じている! メガデス・レガシーのすごくエキサイティングな章に備えていてくれ」との声明を発表した。

メガデスのニュー・アルバムは2013年の『Super Collider』以来。新たな章の幕が開けたのは間違いない。


Ako Suzuki
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