【イベントレポート】音楽で涙を！＜泣きがたりライブ vol.1＞で“涙活”

2015年1月22日（木）に開催される“涙活”をコンセプトにした＜泣きがたりライブ vol.1＞に先駆け、12月1日（月）に東京シティアイでプレイベントが行われた。

◆＜泣きがたりライブ vol.1＞プレイベント画像

“涙活”とは、涙活プロデューサーの寺井広樹が、2013年に発案し提唱しているもので、1ヶ月に2～3分だけでも能動的に涙を流すことで心のデトックスを図ろうとする活動のこと。寺井広樹は、泣ける映画・音楽・映像・詩の朗読など毎回テーマを変えて月に1～2度“涙活”を開催しているが、今回の音楽イベントは「音楽で感動の涙を！」というテーマにJTB MUSICが共感、コラボレーションした企画だ。

このプレイベントでは、10年間リビングを照らし続けて人の生活に寄り添う模様を描いたTV-CF「TOSHIBA LED 10年カレンダー」の放映や、世界自然遺産である小笠原諸島の映像とスライドの放映に加え、澤田かおりとRing-Tripのライブが披露された。

Ring-Tripは、「私たちは『日本を元気に！地域を元気に！音楽で交流を！』をテーマに活動させていただいていて、いつもは元気で明るいパフォーマンスを行っているのですが、今回は『泣きがたりライブ』ということでしっとりした歌を歌わせていただきます」と挨拶し、「もう一度、もう一度、もう一度」を披露。

澤田かおりは、「私も泣きたい時はいつも音楽の力を借りていますので、今回のイベントに参加させていただいて本当に光栄です。大切な人のことを思って作った曲なので大切な人を思い浮かべて聞いてください」と語り、「フリージア」と「幸せの種」を熱唱、2組とも胸に迫るパフォーマンスで、会場に集まった人たちの胸を熱くさせた。



プレイベント後に行われたマスコミ向けの囲み取材では、寺井広樹が「視覚効果の方が皆さん泣きやすいというのは事実なのですが、きれいな歌声や美しい旋律で皆さんの涙腺を揺さぶるというのを、今回実験的にやってみようという思いから実施することになりました。先程、2組の歌声を聞かせていただいて、1月22日は皆さん号泣していただけると思います。これで泣かない方はいらっしゃらないのでは」と話し、1月22日に向けての手応えを示した。

歌声を披露した澤田かおりは「初めての試みで最初は緊張していたのですが、自分らしく演奏できたと思います」と振り返り、Ring-Tripのメンバーは「普段は元気にダンスを踊りながらパフォーマンスをしているので、しっとりとした感じで歌を歌うのは初めてですごく緊張しました。でも、皆さん真剣に聞いてくださってすごく嬉しかったです」（山本香澄）、「初めてのピアノ伴奏だったので、今までとはちょっと違ったRing-Tripが見せられたと思います」（松下亜樹）、「ピアノ伴奏という、普通のオケとは違った感じでいつも以上に感情を込めて歌うことが出来ました。1月22日は、自分も泣けるくらい感情を込めて歌いたいと思います」（賀澤りえ奈）とそれぞれ感想を告白。

「最近、泣いたエピソード」を聞かれると、「動画サイトなどで、泣ける動物の動画を見て泣きました。私はすっごく涙もろいので、今日も泣いてくださっているお客さんの顔を見てもらい泣きしそうになってしまって…。できるだけ見ないようにしてました（笑）」（澤田かおり）、「アニメを一人で観て泣きました」（Ring-Trip・賀澤）、「ネットで海外の泣けるCMを観て、よく泣いてます」（Ring-Trip・山本）、「辛いことがあった時に、その時の気持ちに合った曲を聴いてすごい泣いちゃう、ということがよくありますね（苦笑）」（Ring-Trip・松下）とそれぞれのエピソードが明かされた。

自然と“涙活”を実践していた4人の告白を受け、寺井広樹は「1回泣くとストレス解消効果が一週間持続すると言われてますので、“週末号泣”していただくと、気持ちがリセットして新たな気持ちで一週間を迎えることができます。ぜひ実践していただきたいですね」とアピール。「自然に出た涙でなく、意識的に流す涙でも同様のストレス解消効果が得られますので、ぜひ1月22日に会場にいらしていただいて、一緒に涙活をしましょう」と呼びかけた。

1月22日（木）に行われる＜泣きがたりライブ vol.1＞は、東京・まるちたいけんドームを会場に、プラネタリウムによる満天の星や感動映像を演出することで一層“涙活”効果を高めながら、寺井広樹が“涙活”や“音楽で泣くこと”について語るほか、JTBエンタテインメント所属声優による「泣ける話」の朗読、感動スポット小笠原諸島の心揺さぶられる映像、さらに、澤田かおり、Ring-Tripに加え、鍵盤弾き語りシンガーソングライター・上村叶恵ら、3組の女性アーティストたちが、歌の力で感動を届け、涙を誘う。