オジー・オズボーン、未完成タトゥーのワケ

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オジー・オズボーンの右腕には未完成のタトゥーがあるそうだ。彫ってもらっている最中、不意に「50歳にもなって何やってるんだ、俺は?」と我に返ったそうだ。

◆オジー・オズボーン画像

オジーはUKの音楽誌『Q』のインタビューでこう話した。「右腕にタトゥーの袖を入れようとしてたんだけど、途中で止めた。シラフのとき“なんで俺はこんなことしてるんだ?”って思ったんだ。50代のときだった、と思う。で、俺の腕に彫っている奴がいるんだ。肘のとこまできたとき、言ったんだよ。“あのなあ、止めろ”って。“終わってない”って言われた。でも、俺にとってはそうなんだ。終わりだよ。それ以来(タトゥーは)入れてない」

若かりし頃タトゥーが大好きだったというオジーだが、この数年、タトゥーを入れたことを後悔しているとの発言を繰り返している。娘のケリーが入れたいと言い出したときには、こう言って止めたという。「“俺の言うことを信じろ。後悔するぞ”って言ったんだ。若いときはいい。でも60になったとき、スパイダーは消えかけ皺くちゃになる。俺の言葉を信じろ。やらなきゃよかったって思うから」

オジーのアドバイスは正しかったようで、父の反対を押し切っていくつかタトゥーを入れたケリーだが、最近、レーザーでそれらを除去し始めた。その痛みは耐えがたく、いまや彼女も「入れる前に考えて!」との警告を発している。

Ako Suzuki, London
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