小室哲哉、最新ソロアルバムで玉置浩二と初コラボ
4月2日にリリースされる小室哲哉の最新ソロアルバム『TETSUYA KOMURO EDM TOKYO』。このリードトラック「EDM TOKYO 2014 feat. KOJI TAMAKI」に、玉置浩二がゲストボーカルとして参加していることが明らかになった。小室と玉置の作品でのコラボレーションは初めて。
◆小室哲哉『TETSUYA KOMURO EDM TOKYO』ジャケット、「EDM TOKYO 2014 feat. KOJI TAMAKI」ミュージックビデオ
きっかけは、玉置浩二が2012年のフジテレビ系『FNS歌の夏まつり』で「じれったい」を歌唱するにあたって、小室哲哉にスタッフを通してオファーし、番組内で初共演を果たしたことから。小室哲哉も同番組共演時に玉置浩二の声質にあらためて感動し、自身のオリジナルアルバムである今作『TETSUYA KOMURO EDM TOKYO』で、玉置とコラボレーションを希望。実際に小室は玉置にフィーチャリングボーカルとして参加してもらうために直筆の手紙を渡し、「EDM TOYKO 2014 feat. KOJI TAMAKI」にて初のコラボレーションが実現した。
「21世紀のダンスミュージック、EDM(Electronic Dance Music)の入門編として、日本語とか英語とか言語は関係なく楽しんでもらえる楽曲。その想いをこの楽曲だったり、アルバム自体のタイトルにも込めた。それを的確に伝えてくれる存在で、声の力を持っているのが玉置さんだと思っている。イントロの歌声に、同じく1958年生まれのアーティスト"PRINCE"のような雰囲気を感じた。ROCKだけでない、R&BやFUNKだったり、過去の偉大なミュージシャンがルーツになっていると感じさせる声。シンプルに、綺麗な言葉(例えば「花」など)を伝えるのは難しい事なのに、玉置さんの場合は自然と耳で受け入れる事ができた。先日、玉置さんのソロアルバム『GOLD』を、玉置さん自身の解説付きで聞かせてもらった。コード進行がどうとかそんな事は関係なく、言葉に音が後から付いてくる感じがして、めちゃくちゃ良かった。洋楽のアーティストに近い作り方。ぜひ今度1曲、いや何曲かプロデュースしてみたい。」── 小室哲哉
「オケが出来上がっているところに自由にボーカルを入れて欲しいと言われ、初めての事でもあるので最初は戸惑ったが、そのやり方はすごく気に入った。自宅のスタジオでオケを聴き、最初に出てきたのがイントロの声。ドラムのキックの音に自然に反応した。大サビ(間奏)の音から、人間の「間違い」とか「争い」を感じた。そしてTKのデモトラックに入っていた「LOVE & PEACE」という言葉。そんな事を考えながらオリンピックのフィギュアスケートを観ていた時、花が咲く様に、鳥が羽ばたく様に……人間にできるのは笑って涙を流す事だ、という想いが芽生え、それが歌詞になった。TKは「サウンドは任せた、だから歌は任せてよ」と思えるような強い信頼感が持てる存在。お互いに好き勝手を言っても、きっちり形にしてくれる。「やっと会えたよ!」と思った。」── 玉置浩二
また「EDM TOKYO 2014 feat. KOJI TAMAKI」のミュージックビデオにもふたりが出演している。
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