メガデスのデイヴ・ムステイン「クラシックをプレイするのはテニスとハンドボールくらい違う」

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この春、オーケストラの公演に参加し、クラシック音楽を演奏するメガデスのデイヴ・ムステインが、その難しさについて語った。同じ球技だとしてもテニスとハンドボールほどの違いがあるという。

◆デイヴ・ムステイン画像

デイヴ・ムステインは『Phoenix News Times』紙にこう話した。「(サンディエゴ・シンフォニーが)俺のクラシック音楽への解釈に興味を持っているって話を聞いたんだ。俺はクラシックの影響を受けているからね。好んで聴くものだ。でも、プレイしてきたわけじゃない。ワクワクしたよ。でも、俺にプレイして欲しいっていう最初の2曲、ヴィヴァルディが送られてきたとき、“これはホントに難しい”って思った」

「ギターをプレイするのとは違うメンタリティーなんだ。ヴァイオリンだと弦のチューニングも違う。だから、テニスからハンドボールに移行するようなもんだ。基本的なことは同じなんだけど、全く違う技巧だ」

ムステインとサンディエゴ・シンフォニーが共演する<Megadeth's Dave Mustaine with San Diego Symphony: Symphony Interrupted>は4月12日、サンディエゴのCopley Symphony Hallで開催。ワグナーの「ワルキューレの騎行」、ヴィヴァルディの「冬」、ドヴォルザークの「交響曲第9番」が演奏される。

ムステインはギターブランドDEANがストラディバリウスに似せて作った特別なギターをプレイするという。

Ako Suzuki, London
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