泉 沙世子、自身も出演の『ヨコハマ物語』舞台挨拶に登場

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泉 沙世子による楽曲「カス」が主題歌として起用されている映画『ヨコハマ物語』の舞台挨拶が16日、横浜ブルグ13にて行われ、主演である北乃きいをはじめとし、奥田瑛二、佐伯めぐみ、菜葉菜、泉沙世子、そして監督をつとめた喜多一郎が登壇した。

本映画は、横浜を舞台とし、厳しい現実と向き合う様々な境遇の女性4人と、妻と仕事を同時に失い人生に絶望した男性が、1つ屋根の下、共同生活(シェアハウス)をしていくというストーリー。現代に生きる人々が忘れかけている、人と人とのつながりを、心暖まる展開で伝えてくれる作品だ。主演の北乃きいは、「身近な、大切な人を改めて大切にしようと思った」と、この作品から感じた想いを語った。また、生きる気力を失いかけていた男性が再生していく役を演じた奥田瑛二は本作に関し、「無添加のビタミンをいっぱい心にくれる映画」と、独特な表現で魅力を伝えた。

初めての演技に挑戦した泉 沙世子は、照れながらも、ベテランの役者さんの作る自然な空気感に助けられて、演じるというよりも、素の自分に近いかたちで溶け込めたと撮影時の想いも語った。

舞台挨拶の終盤には、Jリーグの横浜F・マリノスのマスコットキャラクターである“マリノスケ”もサプライズで登場し会場を沸かせた。

本作は11月16日(土)より、舞台となった横浜を皮切りに上映をスタートさせ、その後全国で順次公開される。

■GyaO! 泉 沙世子「カス」MV
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00252/v09973/v0993400000000542263/

4thシングル「カス」
2014年1月15日発売
KICM-1485 ¥1,050(tax in)
【収録内容】
1.カス
2.タイトル未定
3.カス(Instrumental)
4.タイトル未定(Instrumental)

映画『ヨコハマ物語』
2013年11月16日(土)公開
監督・脚本:喜多一郎
撮影:高間賢治
出演:北乃きい 奥田瑛二 市毛良枝 泉沙世子
【ストーリー】
両親を亡くし施設で育った北乃きい扮する松浦七海はアマチュアバンドのマネージャーをしている。貯金ゼロ、家賃も滞納し、食うものも困る貧乏生活の中、担当バンドのヴォーカルも逃げて行ってしまった。

一方、サッカー場のグリーンキーパーを定年まで約40年間地道に勤め上げた奥田瑛二扮する田辺良典(65歳)は迎えた定年退職の日、家に帰ると愛する妻が突然病気で亡くなってしまっていた……。妻と仕事を同時に失い、横浜の古い一軒家にたったひとり取り残されてしまった田辺は落胆し、この先どう生きていったらいいか自分を失ってしまう。

そんな二人がひょんなことから知り合い、七海が田辺の家に転がり込んで一緒に住み始める。七海は部屋が余っている事を良いことに田辺の相談もなく、5歳の息子を持つシングルマザーの葵、不動産会社に勤め人生初の挫折で落ち込んでいる麻子、大阪生まれの無職の女の子実咲を連れてきて、おじさん一人+女性4人+子供一人の奇妙な『シェアハウス』生活が始まる。果たして、それぞれがたどり着いた幸せとは……。

◆映画『ヨコハマ物語』オフィシャルサイト
◆泉 沙世子 オフィシャルサイト
◆キングレコード
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