立花ハジメ、新作『Monaco』はアート作品

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立花ハジメのニュー・プロジェクトとなる完全生産限定のアートピースUSB『Monaco』が、9月8日にリリースとなった。

◆立花ハジメ画像

『Monaco』とは、伝説のテクノ・ポップ・グループ:プラスチックスのギタリストでありADC賞最高賞を受賞しているグラフィック・デザイナーでもあり、「コンセプト」をアートとプロダクツ、そしてパフォーマンスへ昇華させてきた立花ハジメによるニュー・プロジェクトだ。初期のマッキントッシュに入っていた、オリジナル・フォントMonacoをベースに今回作り上げたのがMonaco Family(モナコ・ファミリー)で、その「Monaco Regular」と「Monaco Light」という2つのフォントを軸に、大沢伸一や藤原ヒロシといった豪華ゲストを迎えた全12曲の音楽をパッケージ化したものが『Monaco』となる。

個数限定の完全生産限定盤は、上記のフォント2種と12曲の楽曲がUSBメモリに入っており、ピンクとグリーンの六角形の樹脂製のパズル型ピースとともに透明のプラスティック・ケースに入っており、商品自体がひとつのアート作品として楽しめるものとなっている。

USBメモリに収録される『Monaco』というフォントは、元々初期のマッキントッシュの花形デザイナーでもあったスーザン・ケアがデザインしたものだが、オリジナル・フォントMonacoをベースに「Monaco Regular」「Monaco Light」2種が制作され、MacのみならずWindowsにも対応したフォントとして同梱される。

前作の『THE CHILL』から約6年ぶりとなった新曲群は、12曲のうち4曲が1977年に行われたプラスチックスの貴重なライブ音源となっている。新曲は、藤原ヒロシ、高木完、大沢伸一といったトラックメイカーに加え、立花ハジメと藤井丈司、飯尾芳史の3名で結成された最強のテクノチームTECHIES(テッキーズ)がリユニオンされ、アルバムに華を添えている。ここに届けられたサウンドは、立花ハジメのこれまでの軌跡をたどる多様なダンス・ナンバーばかりだ。

なお、完全生産限定盤には、フォントと楽曲に加えデジタル.ライナーノーツ、そしてMonacoを使った100の使用例となるインスタレーションも収録される。収録されているインスタレーション作品をもとに、アートワークを施した特別なTシャツの販売も予定されており、詳細は順次オフィシャルサイトにて発表される見込みだ。この完全生産限定盤は、完全限定500個だけの発売となる。

『Monaco』
2013年9月28日
1USB +六角形のアートピースの組み合わせ
完全生産限定盤 ¥12,600 (tax in)
1.Max's Kansas City
作詞・作曲/ウェイン・カウンティ
2.19th Neurvous Breakdown
作詞/トシ、作曲・編曲/テッキーズ(立花ハジメ、藤井丈司、飯尾芳史)
3.Ricky's Delight
作曲・編曲/藤原ヒロシ
4.Fontかな?
作詞・作曲/立花ハジメ、編曲/高木完
5.Banana 2002 tii
作曲/立花ハジメ、編曲/高木完、藤井丈司、野崎美波
6.Coming into Los Angeles
作詞・作曲/アーロ・ガスリー、編曲/大沢伸一
7.Marcello
作曲/Alessandro Marceloo、編曲/立花ハジメ
8.Modern Things Karaoke
作詞・作曲/チャーリー・ブラウン、編曲/大沢伸一
9.PLASTICS Live at Q's Bar 1977 _Opening
10.PLASTICS Live at Q's Bar 1977 _In Tokyo
11.PLASTICS Live at Q's Bar 1977 _Nato
12.PLASTICS Live at Q's Bar 1977 _Too Much Information
(9~12: 作詞/中西俊夫、作曲/立花ハジメ)
13.Modern Things Piano (Bonus Track)

◆立花ハジメオフィシャルサイト
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