LOVE PSYCHEDELICO、3年振りの全国ツアー初日福岡、大盛況

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LOVE PSYCHEDELICOの約3年振りとなる全国ツアーが、5月27日の福岡公演を皮切りにいよいよスタートした。

今回のアルバムタイトルでもあり、ツアータイトルでもある『IN THIS BEAUTIFUL WORLD』には、誰にとっても、目の前の今ここにある日常こそが“Beautiful World”ではないか、という想いが込められている。それは彼らふたりにとっての理想郷という意味ではなく、2011年の東日本大震災以降、音楽と向き合い続けてたどり着いた彼らの想い。

今回のツアーは、日常という今この瞬間の“Beautiful World”を全国のファンと共有できる場となるだろう。

<LOVE PSYCHEDELICO TOUR 2013 “IN THIS BEAUTIFUL WORLD”>全10公演には、サポートメンバーとして海外からレニー・カストロ(Lenny Castro)がパーカッショニストとして参加。レニーはアメリカのロックバンド・TOTOの初期から後期まで、作品やコンサートに渡るまでサポートを務めるなど、世界トップクラスのパーカショニスト。2009年にLOVE PSYCHEDELICOがロサンゼルスに長期滞在していた時に出会い、すぐに意気投合。セッションライブを行なうなど親交を深めていたが、このたび、ニューアルバム『IN THIS BEAUTIFUL WORLD』へのレコーディング参加が実現したことから、レニーの全国ツアーへの参加も決定した。

初日となる公演は、5月27日の福岡DRUM LOGOS。ファンの熱気と期待が渦巻く中、開演19時を過ぎた頃、会場内にレニーのリズミカルなパーカッションとNAOKIの重厚なギターが響き渡り、会場は観客の大歓声に包まれた。大きな拍手の中、「No Reason」からライブがスタート。

中盤にかけて、ニューアルバム『IN THIS BEAUTIFUL WORLD』からも多数楽曲を披露。MCでは、KUMIが「約3年振りのニューアルバムをリリースしました! そしてツアーも3年振り。ここ福岡からスタートします! 嬉しい!」と話すと、観客の温かい拍手に会場が包まれた。

「Your Song」「LADY MADONNA ~憂鬱なるスパイダー~」など、これまでのLOVE PSYCHEDELICOの代表曲も次々と披露され、観客は大合唱。圧巻のパフォーマンスに会場のヴォルテージはヒートアップしたまま、全20曲約90分の熱いステージは大盛況で幕を閉じた。

笑顔と温かみが溢れる一体感は、まさに“Beautiful World”な空間。福岡のファンにも彼らの想いがしっかりと届けられたライブになったのではないだろうか。

◆BARKSライブレポ チャンネル
◆ラブサイケデリコ オフィシャルサイト
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