ミート・ローフ、ツアー活動は行わない

◆ミート・ローフ画像
「本当にこれで最後さ…もうこれ以上ツアーでの移動はしたくないんだ」「俺はミック・ジャガーより100ポンド(約45キログラム)くらいは体重が重いんだから、かなりこたえるよ。彼はまったく疲れを見せないじゃないか」
ミート・ローフは2007年に声帯に嚢胞(のうほう)ができてしまったためにヨーロッパでのツアーをキャンセルしている上、2011年にはぜんそくのためステージ上で倒れてしまうなど健康が心配されていた。現在は片膝の人工膝関節置換手術から回復しており、近いうちにもう片方の膝も同じ手術を受ける予定だという。自身の健康上の問題についてミート・ローフは「有名になってしまうと、栄光を手に入れるか、けなされるかどちらかしかないんだ」「俺の場合はここ何年も悪いこと続きで、でこぼこ道を歩んできたよ。覚悟してなきゃね」と続けている。
そんな35年に及ぶキャリアを持つミート・ローフは1回限りのライブについては今後一切行わないとは明言していないが、シングル「クライング・アウト・ラウド」は涙を誘う曲であることから、番組中で同曲を歌った際には泣きそうになったと認めている。
「リハーサルの時でさえこの曲を歌う時には涙が出ちゃうのさ。テレビを見て俺が泣いているのを見た人は“ああ、きっと彼は…”って思ったかもしれないけどね」「リハーサルでも泣いてしまうのさ。自然に涙が出る曲なんだ」