新刊「ディスク・コレクションK-POP」登場、K-POP=アイドル・ポップにあらず

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K-POPというと、どんな音楽を思い浮かべるだろうか。世の中を席巻しているのはアイドル・ポップだけに、多くがK-POP=アイドル・ポップとの印象をお持ちのことだろう。もちろん歌って踊れるエンターテイメントなアイドルも魅力だが、もちろんK-POPはアイドルだけではない。

◆「ディスク・コレクションK-POP」画像

「韓国のモダンなポップ・ミュージック」という視点でK-POPを見ると、アイドル・ポップ以外にもメジャー感のあるロックやポップス、ヒップホップやR&Bなどはもちろん、クラブ・ジャズ、インディ・ギター・バンド、AOR、渋谷系、エレクトロニカ、パンク、メタルと、実に幅広いジャンルの音楽がある。その多くはクオリティもかなり高く、聴かないのはもったいないくらいだ。

そんなK-POPにおいて、始まりと言えるソテジワアイドゥルから世界的な成功を収めて2012年の話題を席巻したPSYまで、K-POPの全方位を把握できるディスク・ガイド本が発売となった。ワンテーマに絞ったアルバム500枚以上をオールカラーで紹介して好評の、ディスク・コレクション・シリーズ最新刊「ディスク・コレクションK-POP」である。

これまでにない視点で540タイトル以上の作品がピックアップされ、日本でも人気の高い東方神起やBIGBANG、KARAや少女時代も、韓国語で歌っている現地のオリジナル盤を紹介しているこだわりのスタンスだ。1990年代から現在に至るまでの韓国のポピュラー・ミュージック史を名盤と共に振り返ることのできる「ディスク・コレクションK-POP」は、マニアから初心者までK-POP好きの音楽ライフより豊かにしてくれる必携アイテムだ。

「ディスク・コレクションK-POP」
2012年12月27日発売
監修・著:古家正亨
A5、192ページ
2,310円(税込)
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