SONYのオーディオ編集ソフトSOUND FORGEに待望のMac版が登場、「SOUND FORGE PRO MAC」
フックアップは、Sony Creative Software社のオーディオ編集ソフトウェアのMac版「SOUND FORGE PRO MAC」を12月21日より発売した。
Windows版のオーディオ編集ソフトとして確固たる地位を築きあげてきた「SOUND FORGE」に待望のMac版が登場した。SONYのソフトウェアとしては初のMac対応ソフトウェアとなる「SOUND FORGE PRO MAC」は、ソフトウェア自体は英語版のままで、日本語電子マニュアルを付属して発売される。
Mac OS X向けに一から設計された「SOUND FORGE PRO MAC」は、ブロードキャスト品質のオーディオーマスターファイルの録音、編集、処理、レンダリングに最適な、最新のアプリケーション環境を提供するソフトウェア。今やWindows環境における“デファクト”スタンダードといえるSOUND FORGE PROの快適な作業をMac向けアプリケーションならではの美しいインターフェイスで実現している。
専用のビューパネルには必要な機能のみ表示されるため、使用アプリケーションに応じた理想的なワークフローを実現可能。一方で、イベントベースの編集や、全面的に更新されたプラグイン チェーンなどのレガシーツールでは、Windows版で好評の優れた機能が使用可能となっている。さらに、マスタリング、復元、修復のための包括的なツールが付属し、その効果をすぐに確かめることができる。最大解像度は64ビット/192kHzで、最大32の同時チャンネル録音が可能だ。
サードパーティ製を含む多くのプラグイン搭載も魅力の1つ。プロフェッショナルなプラグインメーカーとして有名なiZotope社の専用プラグインと同じくZplane社の時間/ピッチ変更アルゴリズムを使用したオーディオの処理が可能。時間とピッチの移調を完璧に実行するelastique Timestretchプラグインでは、Pro、ソロ、エフィシェントの各モードをはじめ、ソースオーディオに適したさまざまなストレッチ方法の中から選択可能。設定をプレビューしながら調整することもできる。サンプルレート変換にはiZotope SRC、ディザ(ビット深度変換)にはiZotope MBIT+ dither、さらに修復および復元用にはiZotopeのDeclipper、Denoiser、Declipperを用意。6つのマスタリング用エフェクトもiZotope製だ。このほかAU、およびVST プラグインの使用も可能で、複数のプラグインの順序を変えられるプラグインチェーンも装備する。
都内で行われた発表会では、Windows版とは異なる、MAC OS X 向けに特別にデザインされた新しいユーザーインターフェイスにより多数のファイルが扱いやすくなっている点や、オーディオファイルをサンプルレベルでの精度で正確に編集できる点、タイムストレッチした際に音が途切れずスムーズに再生される点、複数設定したリージョンを別ファイルに保存できる点などがアピールされた。
パッケージは通常版のほか、教育機関に在籍する人が購入対象のアカデミック版を用意。この他、Mac版音声編集ソフトウェアユーザー向けの特別優待版(21,000円)をフックアップのオンラインストアで2013年1月末日までの期間限定で取り扱う。対象は、Bias PEAK、Steinberg Wavelab(LE版、Element版を除く)、Adobe Audition、その他Mac向け業務用オーディオ編集ソフトウエア。詳細は下記リンクから。
▲ウィンドウ左のメディアブラウザでファイルを簡単に見つけられるほか、すぐに試聴も可能。メーターは好きな位置に配置でき(右側)、オフライン処理専用パネルからはプラグインのプリセットや検索機能にアクセスできる(写真左)。順序の変更が容易なプラグインチェーンを利用すれば、信号とエフェクトに対する高度な非破壊処理が可能(写真右)。
▲修復スイートとしてiZotopeのDeclipper、Declicker、Denoiserを装備しさまざまなノイズに対応(上段左から)。マスタリング用にはMultiband Compressor、Mastering EQ、温かみのあるリッチなハーモニクスでサウンドを強調するHarmonic Exciter、サウンドの幅と深度を拡張するMastering Imager、Mastering Limiter、Mastering Reverbを用意。
◆SOUND FORGE PRO MAC(サウンドフォージプロマック)
価格:33,600円
◆SOUND FORGE PRO MAC アカデミック版
価格:29,400円
発売日:2012年12月21日(金)
◆SOUND FORGE PRO MAC 製品詳細ページ
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
Windows版のオーディオ編集ソフトとして確固たる地位を築きあげてきた「SOUND FORGE」に待望のMac版が登場した。SONYのソフトウェアとしては初のMac対応ソフトウェアとなる「SOUND FORGE PRO MAC」は、ソフトウェア自体は英語版のままで、日本語電子マニュアルを付属して発売される。
Mac OS X向けに一から設計された「SOUND FORGE PRO MAC」は、ブロードキャスト品質のオーディオーマスターファイルの録音、編集、処理、レンダリングに最適な、最新のアプリケーション環境を提供するソフトウェア。今やWindows環境における“デファクト”スタンダードといえるSOUND FORGE PROの快適な作業をMac向けアプリケーションならではの美しいインターフェイスで実現している。
専用のビューパネルには必要な機能のみ表示されるため、使用アプリケーションに応じた理想的なワークフローを実現可能。一方で、イベントベースの編集や、全面的に更新されたプラグイン チェーンなどのレガシーツールでは、Windows版で好評の優れた機能が使用可能となっている。さらに、マスタリング、復元、修復のための包括的なツールが付属し、その効果をすぐに確かめることができる。最大解像度は64ビット/192kHzで、最大32の同時チャンネル録音が可能だ。
サードパーティ製を含む多くのプラグイン搭載も魅力の1つ。プロフェッショナルなプラグインメーカーとして有名なiZotope社の専用プラグインと同じくZplane社の時間/ピッチ変更アルゴリズムを使用したオーディオの処理が可能。時間とピッチの移調を完璧に実行するelastique Timestretchプラグインでは、Pro、ソロ、エフィシェントの各モードをはじめ、ソースオーディオに適したさまざまなストレッチ方法の中から選択可能。設定をプレビューしながら調整することもできる。サンプルレート変換にはiZotope SRC、ディザ(ビット深度変換)にはiZotope MBIT+ dither、さらに修復および復元用にはiZotopeのDeclipper、Denoiser、Declipperを用意。6つのマスタリング用エフェクトもiZotope製だ。このほかAU、およびVST プラグインの使用も可能で、複数のプラグインの順序を変えられるプラグインチェーンも装備する。
都内で行われた発表会では、Windows版とは異なる、MAC OS X 向けに特別にデザインされた新しいユーザーインターフェイスにより多数のファイルが扱いやすくなっている点や、オーディオファイルをサンプルレベルでの精度で正確に編集できる点、タイムストレッチした際に音が途切れずスムーズに再生される点、複数設定したリージョンを別ファイルに保存できる点などがアピールされた。
パッケージは通常版のほか、教育機関に在籍する人が購入対象のアカデミック版を用意。この他、Mac版音声編集ソフトウェアユーザー向けの特別優待版(21,000円)をフックアップのオンラインストアで2013年1月末日までの期間限定で取り扱う。対象は、Bias PEAK、Steinberg Wavelab(LE版、Element版を除く)、Adobe Audition、その他Mac向け業務用オーディオ編集ソフトウエア。詳細は下記リンクから。
▲ウィンドウ左のメディアブラウザでファイルを簡単に見つけられるほか、すぐに試聴も可能。メーターは好きな位置に配置でき(右側)、オフライン処理専用パネルからはプラグインのプリセットや検索機能にアクセスできる(写真左)。順序の変更が容易なプラグインチェーンを利用すれば、信号とエフェクトに対する高度な非破壊処理が可能(写真右)。
▲修復スイートとしてiZotopeのDeclipper、Declicker、Denoiserを装備しさまざまなノイズに対応(上段左から)。マスタリング用にはMultiband Compressor、Mastering EQ、温かみのあるリッチなハーモニクスでサウンドを強調するHarmonic Exciter、サウンドの幅と深度を拡張するMastering Imager、Mastering Limiter、Mastering Reverbを用意。
◆SOUND FORGE PRO MAC(サウンドフォージプロマック)
価格:33,600円
◆SOUND FORGE PRO MAC アカデミック版
価格:29,400円
発売日:2012年12月21日(金)
◆SOUND FORGE PRO MAC 製品詳細ページ
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
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