ブレイク・シェルトン、カントリー・ミュージック・アソシエーション・アワード2012で3部門を席巻

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ブレイク・シェルトンが、11月1日(木)に開催されたカントリー・ミュージック・アソシエーション・アワード(CMA)2012で最高賞にあたる最優秀エンターテイナー賞に輝いた。

◆ブレイク・シェルトン画像

米オーディション番組『ザ・ヴォイス』にてメンター役を担当しているブレイク・シェルトンは、米テネシー州ナッシュビルで行われた同アワードで、同賞の他、最優秀男性ヴォーカリスト賞、さらに妻ミランダ・ランバートとのデュエット曲『オーヴァー・ユー』で年間最優秀ソング賞など合計3部門を受賞した。

ブレイクは「どうしてこんなことになったのか自分でも驚いてるよ。でも最高の気分さ!ここにいる誰よりもカントリー・ミュージックのことが本当に大好きなんだ」と受賞の喜びを語った。さらにブレイクは、妻との同デュエット曲は亡くなった兄リッチーについて書いた曲であり、今回の受賞は自身にとって大きな意味があることとも語っている。

「僕は14歳の時、自動車事故で兄を亡くしたんだ。だから父はいつも僕に『お前の兄ちゃんについての曲を書くべきだ』って言っていたんだ」「そんな父も1月に亡くなったよ。でも今夜は特別に嬉しいな。今夜はこの場に父が来てくれている気がするんだ。この曲に関しては、最適な作曲パートナーとデュエット相手が必要だったんだよ」

ブレイクの他には、リトル・ビッグ・タウンがシングル『ポンツーン』で年間最優秀シングル賞に、トンプソン・スクウェアが5年連続受賞のシュガーランドを抑えて年間最優秀デュオ賞に選ばれた。また、ハンター・ヘイズが年間最優秀新人賞を、ケニー・チェズニーとティム・マックグロウがデュエット曲『フィール・ライク・ア・ロック・スター』で年間最優秀ミュージカル・イベント賞を、トビー・キースが『レッド・ソロ・カップ』で年間最優秀ビデオ賞を獲得している。さらに往年のヒット曲『オン・ザ・ロード・アゲイン』をパフォーマンスした大御所ウィリー・ネルソンは、生涯功労賞に輝いた。

2012年のCMAではブラッド・ペイズリーとキャリー・アンダーウッドが司会を務め、テイラー・スウィフトやフェイス・ヒル、レディ・アンテベラム、ザック・ブラウン・バンド、キース・アーバンなど人気アーティスト達が顔を揃えた。
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