オリンピック・セレモニーでフィーチャーされた曲、セールスが急増

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ロンドン・オリンピックの開会式および閉会式に出演したアーティスト、プレイされた曲の売り上げが急増した。総計およそ25万枚のアルバムが売れたほか、50万近くの曲がダウンロードされたという。

BPI(英国レコード産業協会)によると、中でも両セレモニーでパフォーマンスしたエミリー・サンデーのセールスが際立っていたそうだ。サンデーが閉会式でパフォーマンスした「Real All About It Part Three」は閉会式前の週、449枚が売れたに過ぎなかったが、セレモニー後の週にはその100倍、4万5,000枚のセールスがあったという。

また、閉会式のトリを飾ったザ・フーの「See Me Feel Me」、本人は出演しなかったものの曲がフィーチャーされたケイト・ブッシュの「Running Up That Hill」の売り上げが顕著だったらしい。

開会式の後は、フランク・ターナーの「I Still Believe」、選手入場の際フィーチャーされたケミカル・ブラザーズの「Galvanize」、マイク・オールドフィールドの「Tubular Bells」などが高セールスを上げ、閉会式の翌週は、エミリー・サンデー、エルボー、エド・シーラン、ジェシー・J、ワン・ダイレクションのアルバムがトップ10にチャート・インした。

開会式で使用された曲を収録したコンピレーション・アルバム『Isle Of Wonder』は、最高5位をマークしている。

Ako Suzuki, London
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