リンゴ・スターの生家、取り壊しが免れる

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地域の開発計画により何度か取り壊しの危機にさらされたリンゴ・スターの生家だが、ファンや住民のキャンペーンが功をなし、保存されることになった。

リンゴはリバプールにあるこの家(9 Madryn Street)に生後3ヶ月しか住んでおらず、市はその後長年に渡り暮らしたAdmiral Groveにくらべ歴史的/観光的は価値はないと判断。2010年10月に取り壊すと発表したものの、2006年に同様の通知がなされたときと同じようにファンや地元の人たちから反対の声が上がり、工事が延期されていた。

そして今回、正式に保存されることが決まったという。地域の開発は行なわれるものの、リンゴの生家およびその周辺の数十軒は取り壊されず残るそうだ。

住民からは「再開発された場所の一角に少数の古い建物が残るのは見栄え的にどうなのか」「残される古い建物が少な過ぎる」などと不満の声が上がっているが、とりあえず、“リンゴの生家を救え”キャンペーンは成功した。

Ako Suzuki, London
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