ガンズ、レッチリ、ビースティー、ついに“ロックの殿堂入り”を果たす
要となる人物が数人、セレモニーに姿を見せなかったものの、4/14(土)の晩に行なわれた第27回“ロックの殿堂入り”のセレモニーは心に残る素晴らしい式典となり、VIPテーブルに座った“ハイローラーたち”も、タウン・ホール・バルコニーにいた6,000人の“本物のファンたち”も、共に喜びと興奮に包まれていた。
今年の授賞式で最も話題となったのは、“式典への欠席者たち”で、ビースティー・ボーイズのアダム“MCA”ヨークとザ・フェイセスのロッド・スチュワートは健康問題のため、そして最も不評だったのはバンド仲間との長引く諍いが原因で姿を見せなかったガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズだった。式典では彼の名前がアナウンスされるたびに、会場を埋め尽くしたオーディエンスから大ブーイングが起こるほどだった。
しかし5時間半にも及んだセレモニーでは、それ以外ほとんどガッカリさせられたり不快に思わせる要素はなく、5/5には2時間半に縮めて特番としてHBOでプレミア放送されるが、編集者もカットするシーンに迷うであろう非常に素晴らしい内容ばかりの式典だった。
ステージではガンズ・アンド・ローゼズの殿堂入りを祝してグリーン・デイがパフォーマンスを行ったほか、他界したローラ・ニーロを想いベット・ミドラーが声を詰まらせる感動的なシーンも見られた。さらにはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが人目もはばからず涙を流しながら母親、プロデューサーのリック・ルービンに感謝の気持ちを捧げ、10代の頃からの仲間であるバンド・メイトとの想い出を語るシーンには胸が詰まった。
◆ニュース提供:ビルボード
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