加山雄三、ツアーのセットリスト通りに新録したアルバム『若大将・湘南 FOREVER』リリース決定

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加山雄三が、11月27日に<加山雄三51stホールコンサートツアー『若大将・湘南 FOREVER』>の中野サンプラザ公演を開催し、ホールコンサートツアーのセットリスト通りにスタジオで新録したアルバム『若大将・湘南 FOREVER』リリースを2200人満員のファンの前で発表した。

◆加山雄三 画像

代表曲「海 その愛」のギター弾き語りからコンサートをスタートさせた加山雄三。その後も「加山雄三通り」、「夜空の星」などを次々と披露すると、この日のみのスペシャルゲストとして、湘南サウンドの継承者であるザ・ワイルドワンズと、ブレッド&バターが登場。加山雄三の湘南サウンドのメドレーや、「想い出の渚」「HOTEL PACIFIC ブレット&バターVer」などにコーラスとして参加して盛り上げた。

さらにライヴは、後輩のサザンオールスターズやTUBEの「湘南 My Love」、「チャコの海岸物語」、「希望の轍」などを披露し、愛艇・光進丸への思いを歌った「光進丸」で、海の雰囲気いっぱいに前半を締めくくった。

後半のスタートでは、NHKラジオ『ラジオ深夜便』で、加山雄三と秋元康が初めてタッグを組み、オリジナルに書き下ろした新曲「君は今でも」を披露。「深夜便のうた」として2011年7月から放送されている本作は、昔好きだった女性を思い、今でも輝いてほしいと願う珠玉のラブソング。オンエア開始後から問い合わせが殺到するほどの反響となっている。

さらに、岩谷時子&弾 厚作コンビによる「恋は紅いバラ」、「夜空を仰いで」など、若大将シリーズを思わせる楽曲をメドレーで披露。300万枚を超える大ヒット曲「君といつまでも」の歌詞を「幸せだなあ。みんな一緒に歌ってくれて幸せだなあ。これからも一生懸命歌っていくから、死ぬまで付き合えよ!」と加山がアレンジすると、会場中が大きな歓声と拍手に包まれた。

満員の会場からのアンコールを受けて、駆け足でステージ登場した加山雄三は、2010年のデビュー50周年を祝って親交のあるアーティストたちが一堂に会した「座・ロンリーハーツ親父バンド」を歌唱。会場に集まった2200人による、オールスタンディングでの大合唱で、この日の公演を締めくくった。

2010年はデビュー50周年記念アリーナコンサートや、初のライヴハウスツアーを成功。51周年を迎える2011年も、これから2012年4月末までの半年におよぶホールツアーを展開したり、数々のヒット曲に加えて、初めてカヴァーする湘南サウンドの名曲を含む総勢35曲(メドレー含む)のニューアルバム発売など、精力的に活動を続ける加山雄三、74歳。

“若大将”。まさにその名こそがふさわしい。

◆加山雄三 オフィシャルサイト
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