三浦大知、夢の日本武道館公演が決定。「次のステップに進んでいいぞ、というOKサインが出された気持ち」
三浦大知の全国ツアー<DAICHI MIURA LIVE TOUR 2011 ~Synesthesia~>の追加公演が、11月13日にTOKYO DOME CITY HALL(旧JCBホール)にて開催され、公演中に、2012年3月からのライヴツアーと、三浦大知自身初となる日本武道館公演の開催が発表された。
◆三浦大知 画像@2011.11.13 TOKYO DOME CITY HALL
Synesthesia=“共感覚”という意味が付けられた今回のツアーは、全国で約1万800人を動員。そして本当の意味でのファイナルとなった追加公演は、チケットが一般発売開始5分でソールドアウトするという白熱ぶりをみせた。
開演時刻を10分ほど過ぎて、オープニングムービーがスタートする。ステージを覆った幕に映るシルエット。瞬間、マイケル・ジャクソンかと軽い錯覚を起こすが、「Drama」が始まれば、指の先まで三浦大知。心の底からマイケルを敬愛している彼が、マイケルのシルエットを観てドキドキした感覚と、このツアーで、オーディエンスが、これから始まる三浦大知のパフォーマンスにドキドキする感覚。これは似て非なるものなのか、それとも── 。
ライヴは冒頭から立て続けにダンスチューンを見せつける。そして「すごいですね、今日。」と、隅々まで会場を埋めたオーディエンスを見ながら笑顔を見せる大知(「いいえ、すごいのは3曲踊って歌いまくっているのに息の切れることがないあなたのほうです。」と、ツッコミたい衝動に駆られた人もいたことだろう)。会場は、彼の圧倒的なパフォーマンスに最初から賞賛の拍手と歓声が鳴り止まない。大知は、「追加公演ということで、みなさんと、また音楽でコミュニケーションがとれる場ができて、そのステージに立てることを感謝しています。ありがとうございます。」と挨拶し、ライヴを続けていく。
三浦大知の代名詞のひとつがダンスパフォーマンスであるならば、序盤は、そんな彼の代名詞を堪能できたはずだ。「熱帯夜」では、女性ダンサー・美波が脱いだジャケットを相手に、さもジャケットに血が通っているかのようなパフォーマンスを見せ、そして同時にこの歌詞が描く物語をも表現する。そして「Delete My Memories」へとつながり、さらに「Damn」。ライヴという大きな曲展開の中で、恋の終わりを描いたこの流れにおいて、大知(とダンサー)は、まるでドラマを観ているかのように、ステージ上で物語を進行させていく。
ハンドマイクに持ち替えての中盤から後半は、ヴォーカリスト・三浦大知の力を発揮した時間。ギタリスト・上條頌のアコースティックギターの音だけをバックに、スティーヴィー・ワンダーのカヴァーで「Ribbon in the sky」を、そして大知自身もこの曲のパワーに救われたという「Lullaby」では、マイクを通さずに、ステージからアカペラで歌うというパフォーマンスでオーディエンスのハートをグッと引き寄せる。
後半といえば、11月30日リリースのアルバム『D.M.』から、新曲初披露というサプライズも用意されていた。
「次の曲なんですけど、<Synesthesia>では、「You&Me」って曲をあの階段のところで(笑)、歌ってたんですけど。もちろん、「You&Me」もいい曲、自分で言うのもなんだけど、いい曲(笑)。……なんですが、ファイナルで僕、11月30日に、3枚目のアルバム『D.M.』をリリースしますよ、と、言ったわけですよ。そのファイナルが大盛況で、こうやって追加公演できたんですけど、そこ(ファイナル)でアルバム発表したので、そのアルバムから先行して、1曲歌ってみようかな、と。」
その言葉が出た瞬間、オーディエンスからは悲鳴にも似た大歓声が上がる。そして大知は、「緊張してます。本当に初披露の曲、やりたいと思います。それでは、アルバム『D.M.』から、1曲。聴いてください。『Only You』。」と、アルバムの6曲に入っていることくらいしか情報がなかった新曲「Only You」を初披露した。
大知の透明感あるファルセットと、躍動感溢れるリズム、そしてストリングスのサウンドが特徴的な「Only You」は、舞い散る雪の情景が浮かんできそうなウィンターチューン。オーディエンスは、微動だにせず、そのまっさらな新曲を全身で受け止めていた。
◆三浦大知 画像@2011.11.13 TOKYO DOME CITY HALL
Synesthesia=“共感覚”という意味が付けられた今回のツアーは、全国で約1万800人を動員。そして本当の意味でのファイナルとなった追加公演は、チケットが一般発売開始5分でソールドアウトするという白熱ぶりをみせた。
開演時刻を10分ほど過ぎて、オープニングムービーがスタートする。ステージを覆った幕に映るシルエット。瞬間、マイケル・ジャクソンかと軽い錯覚を起こすが、「Drama」が始まれば、指の先まで三浦大知。心の底からマイケルを敬愛している彼が、マイケルのシルエットを観てドキドキした感覚と、このツアーで、オーディエンスが、これから始まる三浦大知のパフォーマンスにドキドキする感覚。これは似て非なるものなのか、それとも── 。
ライヴは冒頭から立て続けにダンスチューンを見せつける。そして「すごいですね、今日。」と、隅々まで会場を埋めたオーディエンスを見ながら笑顔を見せる大知(「いいえ、すごいのは3曲踊って歌いまくっているのに息の切れることがないあなたのほうです。」と、ツッコミたい衝動に駆られた人もいたことだろう)。会場は、彼の圧倒的なパフォーマンスに最初から賞賛の拍手と歓声が鳴り止まない。大知は、「追加公演ということで、みなさんと、また音楽でコミュニケーションがとれる場ができて、そのステージに立てることを感謝しています。ありがとうございます。」と挨拶し、ライヴを続けていく。
三浦大知の代名詞のひとつがダンスパフォーマンスであるならば、序盤は、そんな彼の代名詞を堪能できたはずだ。「熱帯夜」では、女性ダンサー・美波が脱いだジャケットを相手に、さもジャケットに血が通っているかのようなパフォーマンスを見せ、そして同時にこの歌詞が描く物語をも表現する。そして「Delete My Memories」へとつながり、さらに「Damn」。ライヴという大きな曲展開の中で、恋の終わりを描いたこの流れにおいて、大知(とダンサー)は、まるでドラマを観ているかのように、ステージ上で物語を進行させていく。
ハンドマイクに持ち替えての中盤から後半は、ヴォーカリスト・三浦大知の力を発揮した時間。ギタリスト・上條頌のアコースティックギターの音だけをバックに、スティーヴィー・ワンダーのカヴァーで「Ribbon in the sky」を、そして大知自身もこの曲のパワーに救われたという「Lullaby」では、マイクを通さずに、ステージからアカペラで歌うというパフォーマンスでオーディエンスのハートをグッと引き寄せる。
後半といえば、11月30日リリースのアルバム『D.M.』から、新曲初披露というサプライズも用意されていた。
「次の曲なんですけど、<Synesthesia>では、「You&Me」って曲をあの階段のところで(笑)、歌ってたんですけど。もちろん、「You&Me」もいい曲、自分で言うのもなんだけど、いい曲(笑)。……なんですが、ファイナルで僕、11月30日に、3枚目のアルバム『D.M.』をリリースしますよ、と、言ったわけですよ。そのファイナルが大盛況で、こうやって追加公演できたんですけど、そこ(ファイナル)でアルバム発表したので、そのアルバムから先行して、1曲歌ってみようかな、と。」
その言葉が出た瞬間、オーディエンスからは悲鳴にも似た大歓声が上がる。そして大知は、「緊張してます。本当に初披露の曲、やりたいと思います。それでは、アルバム『D.M.』から、1曲。聴いてください。『Only You』。」と、アルバムの6曲に入っていることくらいしか情報がなかった新曲「Only You」を初披露した。
大知の透明感あるファルセットと、躍動感溢れるリズム、そしてストリングスのサウンドが特徴的な「Only You」は、舞い散る雪の情景が浮かんできそうなウィンターチューン。オーディエンスは、微動だにせず、そのまっさらな新曲を全身で受け止めていた。
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