新生Angelo、“天使の日”に新宿降臨

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8月27日(土)渋谷AXで行なったファンクラブ・ライヴで、新メンバーとして元D'espairsRayのKaryu(G)と、今年5月に解散したヴィドールのギル(G)を迎えることを発表したAngeloが、10月4日(火)新宿ステーションスクエアにてそのお披露目となるゲリラ・ライヴを行なった。

バンド名のAngeloにふさわしく“天使の日”(てん(10)し(4)の語呂合わせ)でもあったこの日。新生Angeloのライヴをひと目見ようとファンが集結し、約3000人の観客がこのライヴを目撃した。

ライヴの始まりを告げるSEが鳴り始めた瞬間、観覧エリアのファンから悲鳴にも近い歓声が上がり、その歓声はすぐさまSEのビートに呼応する拳へと変わる。そしていよいよ、待ちに待ったAngeloのメンバーがステージにその姿を現わした。

観覧エリアで歓喜に沸くファンたち、そしてまだ自分たちのことを知らない街行く人々を視界に捉えただろう、まるでハンターのごとく貪欲な視線を観客に浴びせたキリト(Vo)。両腕をいっぱいに広げた後、何かを決意するかのように拳を堅く握り、一瞬の沈黙の後にライヴの火蓋は切って落とされた。

「FEATHER」「PLOSIVE」と、最新アルバム『BABEL』(10月5日発売)収録曲をたたみ掛け、「俺たちがAngeloです!」と短いMCを挟んでデビュー・シングル「REBORN」へ。激しいヘッドバンギングの嵐が起こり、ライヴのボルテージが高まっていく。しかし、そうした観客の熱量が危険値に達したのだろうか、ステージ上のメンバーにスタッフから制止が入り、「REBORN」の演奏途中でライヴは終わってしまった。

メンバーがステージから去った後、観覧エリアのファンからは、落胆を漏らす声やアンコールを求める声が聞こえていたのだが、スタッフから会場周辺の混雑状況を鑑みてやむなくライヴを終了した旨が告げられると、自然と拍手と歓声が起こっていたことが印象的だった。

取材・文●望木文子(編集部)

4th ALBUM
『BABEL』
2011年10月5日発売
【初回限定盤A】(CD+フォトブック)
IKCB-9511 ¥3,990(tax in)
【初回限定盤B】(CD+DVD)
KCB-9512 ¥3,990(tax in)
[DVD]「FEATHER」Music Clip
【通常盤】(CD)
IKCB-9514 ¥3,150(tax in)
[CD]
01.LOVE STORY
02.FEATHER
03.My Strife
04.THE TOWER OF BABEL
05.霧雨頬を濡らして
06.PLOSIVE
07.White fury
08.DECESE
09.Gospel
10.Manic State High Pressure
11.Ruins

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