マーキュリー・プライズ、PJハーヴェイが受賞

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火曜日(9月6日)、英国で最も名誉あるミュージック・アワードと評される<Mercury Prize>の2011年の受賞作品が発表された。2011年はPJハーヴェイが、1992年にスタートした同アワーズ史上初となる2度目の賞獲得となった。

2001年に『Stories From The City, Stories From The Sea』で女性アーティストとして初めて受賞したPJハーヴェイは、2011年、8枚目のスタジオ・アルバム『Let England Shake』でノミネートされていた。戦争の恐ろしさを歌った同アルバムは、ブックメーカー(公式賭け屋)で行なわれていた勝者を予測する賭けでも1番人気だった。

審査員の1人だったコリーヌ・ベイリー・レイによると、審査員全員一致でハーヴェイの作品が選ばれたという。

PJハーヴェイは<Mercury Prize>ノミネートの常連で、これまでに1993年、1995年、受賞した2001年、今年の4回候補に上がっている。

2011年は彼女のほか、アデルの『21』、エルボーの『Build A Rocket Boys!』、ジェイムス・ブレイクの『James Blake』、タイニー・テンパーの『Disc-Overy』などがノミネートされていた。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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