DIAMOND☆DOGS、ライヴ直後のホットなインタビューを独占公開

▲DIAMOND☆DOGS are(写真左より)森新吾、小寺利光、TAKA、東山義久、咲山類、和田泰右、中塚皓平
◆DIAMOND☆DOGS、ライヴ画像

東山義久(以下、東山):あれは計算ずくなんですけどね(笑)。
――ホントですか!?(笑)
森新吾(以下、森):この二人(東山と小寺を指差す)は噛み倒しましたよ。
小寺利光(以下、小寺):もう……いろいろやりましたよ。
――でも、そのハプニングでさらに盛り上がりましたね(笑)。
森:ああいう感じのMCは僕たちの味なんですよね。
小寺:しっかりしているようでしてなかったりとか。
森:でも、キメるところはキメて。
東山:キメるところはキマってましたか?
――キマってましたよ(笑)。
東山:なんで口元が緩んでるんですか(笑)。

森:(小声で)計算です。
小寺:計算って書いておいてください、とりあえず。
――ははは(笑)。楽しかったですよ。
森:ショーも僕らは頑張っているんですけど、MCのほうが面白いって時々言われるんですよ。
小寺:コントのようになったりすることもあるんですよ。本当にタライが落ちてきたりとか。そういうことが仕込まれていたり、これからもあると思うので楽しみにしていてください。
――丸8年の中では色んなステージを踏んでいると思うんですけど、変遷もあったんですか?


――皆さんダンスのルーツが違うから、「SWAN JAZZ」のような色んなスタイルのダンスが集まったパフォーマンスができるんですよね。ダンスのミクスチャーというか。

――ジャンルを問わず、ダンスの面白いところが詰まってますものね。

東山:だた短所もあって……ユニゾンがそろわない(笑)。
――みんなのダンスのルーツが少しずつ違うから(笑)。
東山:はい。これは9年間、悩み続けていることなんですね。でも、もうこれはいいかということになりました。僕らはダンサーだけど、ダンサーじゃないので。パフォーマーだから。頑張ってやろうとしてるんですけど、僕が踊る感じと森くんが踊る感じは違うんですよね。どっちが正しいとかではなく。ダンスを正しい目で見たら、もっと揃ったほうがいいんじゃないかというのは、自分の中ではあるんだけど、今はエネルギーのほうが大事だと思っているから。

――なんだかバンドサウンドのようですね。このメンバーだからこそ生まれるサウンドっていうのがバンドにもあると思いますけど、ダンスでもそういうことがあるんですね。
森:9年やっていて、個で確立してきたものがそういう空気感にさせるのかもしれないですね。僕たちって踊りをやって楽しんでいるけど、お客さんって見て聴いて楽しんでいる。クラシックを聴いた人はヒップホップを聴いたときに“あれ?”っていう違和感があったりすると思うんだけど、僕たちもクラシックバレエにはかなわないところというのは凄くわかっているんですね。タップにもかなわないところがあることも知ってる。そういうことがバランスよくなると、お客さんの嗜好が変わるんですよね。耳で見て、目で聴くようなことになっていく。僕らはそういうものをどんどん作っていきたいと思うんです。

東山:たまたまカップリングで入れさせていただくことになったんですけど、僕らの中では新しいというか。
小寺:デビューということで僕らのことを新しい部分を見せようということで、挑戦だったんですよ。
東山:ライヴではこれから定番になっていくんじゃないですかね。今回のライヴで初披露だったので。
――そんなカップリング曲「噂の男たち」も収録されたメジャーデビューシングル「カルナバル~禁じられた愛~」なんですけど。9年目にしてメジャーデビューというのはどんな気持ちですか?

森:僕らを知ってもらえて、地方で僕たちの生のパフォーマンスを見てっもらうことが出来たら、それは僕たちにとってすごく嬉しいことで。

小寺:いろんなことに挑戦してきたけど、今回も新しい挑戦になるので、これからも新しく道が開けていったらなと思うところがあるので。どうにかつなげていきたいですね。
――そのデビュー曲の「カルナバル」はスパニッシュロックということで。
東山:はい。最初に話したように、僕らは年に何回かやってきた公演の中でタンゴだけでやったり、フラメンコの公演に出たり、色んなダンス文化の他のアーティストの方とコラボレーションする機会もあったので、“おぉ、なんだこの曲”っていう意外な感じではなくて。森くんが振り付けをしたんだけど、外から僕らを見た人の振り付けだと、もう少し面白くなかったと思うんです。メンバーが振付けたからこそ、それぞれの良さもわかっているし、できることできないことがわかった上での最大公約数の構成なんですよね。すごくいい仕上がりになっていると思います。
――幅の広いシングルですよね。
東山:これからどんなものが出てくるのか、自分たちでも楽しみです。
小寺:もともと色んな曲をやってきているので、二枚目、三枚目とできてきたときに、色んな曲を挑戦させてもらえたら。
森:でも変わらないのは、7人がクリエイターとして輝いているっていうことなんですよ。
東山:9年も続けてきて、僕らもいろんなことを経験していますから、今後も僕らにしかできないような曲で。韓流に負けないように(笑)。
――ははは(笑)。幅が広いですから、ライヴを見たら、何か見つかるという感じもありますしね。
森:うん。きっと、何か好きな部分を見つけてもらえると思います。メンバーの個性もそうだけど、必ずひとつは心に刺さるものが見つかると思います。
取材・文●大橋美貴子
なお、BARKSでは5月1日(日)に行われたメジャーデビュー記念ライヴ<HI FLY HIGH in 赤坂BLITZ>のバックステージ&ライヴレポを絶賛公開中。こちらもチェックして、彼らの素晴らしいパフォーマンスと楽屋での様子を堪能してほしい。
◆噂のダンス~DIAMOND☆DOGS~ 東山義久 編(ジャズダンス)
『カルナバル~禁じられた愛~』
初回限定盤A<CD+DVD[オリジナル・ビデオクリップ]>
VIZL-411 \1,600(tax in)
初回限定盤B<CD+DVD[ダンス・ビデオクリップ]>
VIZL-412 \1,600(tax in)
通常盤
VICL-36634 \1,000(tax in)
◆DIAMOND☆DOGS オフィシャルサイト
◆DIAMOND☆DOGS、ライヴ画像
◆DIAMOND☆DOGS、CDデビュー記念ライヴ<HI FLY HIGH>バックステージ&ライヴレポ
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