さかいゆう、超満員のツアーファイナル会場は感動の渦

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9月9日(木)名古屋アポロシアターからスタートしたさかいゆうのライブハウスツアー<さかいゆう TOUR 2010 “YES!!”>の最終公演が、9月22日渋谷クラブクアトロにて行なわれた。

◆さかいゆうライブ画像

超満員のオーディンエンスで埋め尽くされた会場で、バンドメンバーがジャムセッションを繰り拡げる中、さかいゆうがステージに登場。アルバム『Yes!!』でも一曲目に収録されている「N.A.M.E」を披露、自身の名前の綴り“Y・U・S・A・K・A・I”をコーラスにした自己紹介代わりのオープニンナンバーでLIVEはスタートとなった。

続いてデビュー曲「ストーリー」、そして迫力あるバンドサウンドとさかいゆうのヴォーカルが一体化した圧巻のパフォーマンスを披露したあとは、「ラビリンス」でコーラスをその場でサンプリングしながら次々とサウンドを重ね合わせるパフォーマンスを披露。幾重にも重ねられたコーラスとバンドの演奏が融合し独自のグルーブで場内を埋め尽くした。演奏後も場内の拍手が鳴り止まぬ中、「もう既に最高です!今日は来てくれた皆さんの嫌なこと全部我々さかいゆうバンドが吸い込みます。嫌なことは全部捨てていってください!」と叫ぶと、場内からはひと際大きな歓声が上がった。

その後は小説のような詞世界が魅力のバラード「ウシミツビト」で独自の美声を披露し場内を酔わせ、LIVE中盤は「週末モーニン」「おはようサンシャイン」といったアルバム収録曲のアップテンポなナンバーで再度会場をヒートアップさせた後、ステージ上にさかいゆう一人が残り弾き語りコーナーへ突入。ここでは土岐麻子に作曲提供した「How Beautiful」を披露した後、22歳の時LAで観たLIVEに深い感銘を受け今もリスペクトしているというエピソードも交えながらSADEの「Kiss of Life」のカバーを披露。

続いては「いい曲はもちろん邦楽にもたくさんあります!」と「今夜はブギーバック」から「まなざし☆デイドリーム」へとなだれ込み、敬愛するバッハへのオマージュを込めたイントロで場内はこの日最高潮の盛り上がりを迎えた。

終盤は「Room」「ティーンエイジャー」といったスローなナンバーをじっくりと聴かせ、「最後は温かい気持ちになってLIVEを終えたいと思います」と「train」を披露。映画『パーマネント野ばら』の主題歌としても話題を呼んだハートウォーミングなナンバーで本編を締めくくった。

その後、会場からの鳴りやまぬ“Yes!!”コールに応え、インディーズ時代の楽曲「SHIBUYA NIGHT」「Midnight U」を立て続けに披露し、最後は未発表のバラード「ふるさと」をさかいゆう1人の弾き語りで会場を感動の渦に包んだ。

<さかいゆう TOUR 2010 “YES!!”>
9月22日@渋谷クラブクアトロ
【バンドメンバー】
Guitar:竹内朋康
Bass:種子田健
Drums:Fuyu
Keyboards:柿崎洋一郎

1.N.A.M.E.
2.ストーリー
3.ラビリンス
4.ウシミツビト
5.週末モーニン
6.おはようサンシャイン
7.↓(弾き語り)
8.How Beautiful(弾き語り)
9.Kiss of Life(弾き語り)
10.今夜はブギーバック(弾き語り)
11.まなざし☆デイドリーム
12.Room
13.ティーンエイジャー
14.train
Encore
15.SHIBUYA NIGHT
16.Midnight U
17.ふるさと(弾き語り)

<さかいゆう TOUR2010 "YES!!">
2010年9月9日(木)
愛知県 名古屋APOLLO THEATER
OPEN 18:30 / START 19:00

2010年9月12日(日)
大阪府 大阪BIG CAT
OPEN 17:00 / START 18:00

2010年9月18日(土)
福岡県 福岡DRUM Be-1
OPEN 17:30 / START 18:00

2010年9月19日(日)
高知県 高知X-pt.
OPEN 16:30 / START 17:00

2010年9月22日(水)
東京都 渋谷CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
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